南大阪 中学受験地図

堺市北野田にある航路開拓舎の日常と、南大阪を中心に中学受験の状況と、それに関する気になる話題を取り上げます。

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◎  「医志コース」 四天王寺:コース改革の影響は? 

先日からお伝えしている四天王寺中学校の「医志コース」新設のニュース。
まだまだ、詳細は伝わってきていませんし、受験生の動向もわからないわけですが、おそらくその影響は小さくありません。

かつて四天王寺中学は、「英数」「標準」の2コース編成でした。
このころ、四天王寺の英数といえば、女子のトップ層が目標とする、かなりスペシャルな存在。
現在、標準コースがなくなり「英数I」「英数II」というコース編成ですが、以前、明星がコース編成をなくしたために受験生の勢いを失ったのに似て、以前ほどのブランド力がなくなっているように思います。
今回のコース編成の再構築は、そういった状況に「喝!」を入れ、学内はもちろん、受験生に対しても、四天王寺が目指すところを明示するということになりそうです。

この影響は、まず、女子校に及ぶと思われます。

特に、影響が考えられるのが、大谷医進コース
大谷は、今春、午後入試の導入にともなって、多くの受験生を確保したわけですが、この午後入試を活用した受験生の中には、四天王寺との併願者が少なからずありました。
そういった受験生にも影響をあたえる可能性が大きい。

ただ、女子の上位校で医歯薬系を明確に目指すコースが生まれることで、午前に四天王寺医志コース、午後に大谷の医進コースという流れが生まれるかもしれません。
これについては、四天王寺が午後入試を行うということになれば、一層、複雑な状況になるのですが、今のところ、そういった情報はありません。


さらに、注目しておきたいは、清風南海への影響。

最近の五ッ木・駸々堂の結果を分析してみると、清風南海の女子は、人数・人気ともに上昇傾向にあるように思います。
つまり、上位校を目指す女子が増えてきている。
しかも、清風南海の受験者は従来から医歯薬系を希望する受験生の比重も高い。
そういった生徒さんが、もし、四天王寺に流れれば、清風南海の難易度にも、影響をあたえることになります。



かつて、相次いで「医進」コースが作られた時期がありました。
一部の学校では、現在もその名称を使用しながら「理系のトップ校を目指すコース」へと、本来の位置づけから変更した学校もあるように聞いています。
また、初芝富田林は、「III類」という名称に変更し、理系にこだわらず、私大・国公立大のトップ校を目指すコースに衣替えしました。

そういった流れにとらわれず、これまでも医歯薬系へのしっかりした実績を持つ四天王寺が、あらためて「医志コース」を設置するというのは、なかなかに「リアル」な感じがします。
今後の受験生の評価=動向を見る必要がありますが、上位校の変更・変動は、その他の学校へも少なからず波及するわけで、受験を前提にしている皆さんはもちろん、そうでないみなさんも、十分、注目しておく必要があります。


※四天王寺中学のHPで、リーフレットが公開されています。リンクはこちらから。pdfファイルが開きます。

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古い情報

「以前、明星がコース編成をなくしたために受験生の勢いを失ったのに似て、」
→何年も前の古い話ではないですか。既にコース編成が復活して何年も経ちます。中学受験の人気も『元祖南部御三家』やらよりも良いようです。古い情報しかない塾は信頼されませんよ。

2013/07/16(火) |URL|正確重視 [edit]

ご指摘ありがとうございます。

正確重視様

明星中学校が特進+標準の2コースをエスポアールに統合したのが、平成14年度入試。
また、コース制を復活したのは平成24年度入試からです。

記事の主旨としましては、四天王寺について、英数II+英数Iというコース構成では、その違いがわかりにくいが、医志コースを設けることで、最上位クラスのレベル・目的を明示し、学校内外に、知らしめようとしている側面があるのではないかということでした。
そういった、学校の判断の裏には、標準をなくしたことで、英数のブランド力が低下してきたという状況も影響していると、学校が判断しているのではないかと考えたわけです。
そのことに対して、明星の例をあげました。

正確重視様のご指摘の通り、明星がコース編成をなくしたのは平成14年度入試ですから、「何年も前の古い話」です。
この点が表現不足だったと反省しているのですが、明星がエスポワールにコースを統合したことによって、「当時の受験生」の動きに影響があったということが「かつて」ありましたので、そのことになぞらえてお伝えしたつもりでした。

平成24年度からは、明星も特進+英数のコース編成での募集をしておられることは承知しております。
その点についても、「※」「備考」のように、つけくわえるほうが良かったかもしれません。

また、「古い情報しかない塾は信頼されない」とのご指摘ですが、しっかり念頭において、入試指導・学習指導に励んで参ります。
実際、どの中学校を見ても、今日の入試の形態・傾向ができるまでには、学校の皆様の長年のご苦労と工夫があるわけで、これまでの変遷をしっかり考えて、最新の状況を判断してゆきたいと考えています。

最近、私どもの塾生の方も、ここ数年に増して、明星を検討されることが増えています。
もちろん、近隣の私立中学校への進学を考える方もあるわけで、私たちは、ひとりひとりの受験生の適性をできるだけ見極め、別け隔てなく、指導をしてゆきたいと考えております。

今回、こういったご指摘をいただき、改めていろいろと考えさせて頂きました。
今後とも、何かございましたら、コメントを頂ければと存じます。

ありがとうございました。

2013/07/17(水) |URL|南十字☆ [edit]

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