南大阪 中学受験地図

堺市北野田にある航路開拓舎の日常と、南大阪を中心に中学受験の状況と、それに関する気になる話題を取り上げます。

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◎  6・3・3制を柔軟に… 秋入学に呼応か 文科省 

6/4付けの日経の記事に「『6・3・3制』柔軟に運営 文科省が改革案報告(高校2~2年半で卒業も)」とありました。

以下、引用の上、要約です。
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「6・3・3制」柔軟に運営 文科省が改革案報告  高校2~2年半で卒業も 2012/6/4 20:37
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文科省は六三三制」を柔軟に運営することなど教育システムの改革案を報告。
小中一貫教育の規制緩和や高校早期卒業制度の創設が中心。
今年度から集中的に改革を進める。

新しい小中一貫教育制度は今年度中に創設。
学校教育法施行規則を改正し、自治体の判断で小中一貫・連携教育を導入できるように。

高校を2~2年半で卒業できる制度の創設は13年度中に結論を出し、法改正を目指す。
国際競争力を高める狙い。
大学が秋入学に移行した際も、高校卒業から入学までの空白期間を解消できる。

ほか、
 20代前半までに同世代の10%に海外留学などを経験させる、
 キャリア教育を行う「地域キャリア教育支援協議会」の設置を後押しする等も。

政府の「グローバル人材育成推進会議」では、
 各大学が多様な学事日程を設定する(秋入学含む)ことを促したり、
 国家公務員試験の選考・採用時期を柔軟にすることを改めて確認。
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秋入学を推進する東京大学は、5/22に 「入学時期等の教育基本問題に関する検討会議 」を立ち上げ、秋入学の可能性を追求する体制を整えたばかり。
文科省もここに来て、呼応するかのような動きです。

東京大学が秋入学を提案した時には、話題性はあったものの、高校卒業から入学までの半年をどうするかなど、現行の制度とのすり合わせが大きな問題でした。

その問題点を文科省が解消する方向で動き出している。
まるで秋入学実現に向けての連携をむすんでいるかのようです。

「六三三制」を柔軟に運用するということに関しては、困難なことも多いでしょうが、基本的に賛成できる部分。
かつて言われた「落ちこぼれ」「浮きこぼれ」といった層を、システムとしてきちんと解消できる可能性がある。

しかし、東大の提案がきっかけとなった秋入学については、慎重に考えるべきではないか。

影響は、東大受験生にとどまらないはずです。
むしろ、東大を受験することがない生徒・受験生の方へ、どのような影響があるかを注目しておく必要があるでしょう。

大学が秋入試になると、当然、「では高校は?」「ならば、中学は?」となるわけで、総合的なシステム設計をきちんとしなければ、大きな混乱が待っています。


日本に教育力があり、それぞれの大学が素晴らしい実績を持っているならば、本来、こんな議論にならないかもしれません。
春入学であっても、日本の大学に通いたいと、世界の受験生が思ってくれるようになるのが理想だと思います。
もちろん、そんなことはなかなか難しいわけですが、逆に、私達が「どこまで譲るのか」ということも大事な視点。
何ための、誰のための改革かということをしっかり見極めておく必要がありそうです。







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