南大阪 中学受験地図

堺市北野田にある航路開拓舎の日常と、南大阪を中心に中学受験の状況と、それに関する気になる話題を取り上げます。

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◎  変わろうとする中学受験地図【第1回】:特待・特奨制度の充実 

受験の時に、一番に気になるのが中学校の難易度。


この「難易度」は、どのようにして決まるのでしょうか。

それぞれの塾や分析機関によって違いはあると思いますが、単純に言うと「昨年の合・不合は、どの程度の偏差値だったか」「合格した受験生達は、どういったレベルの層だったか」ということになるでしょう。

例えば…
 「一昨年は偏差値48以上の生徒が合格しており、合格者の平均が52だった。
  昨年は偏差値50以上の生徒が合格しており、合格者平均も53に上昇している。」
こういった場合ですと、明らかに難化しているわけです。


つまり、毎年の受験生は、必ず先輩の入試の結果を追いかけてレベルを知るということになります。




さて、最近、話題に取り上げられることが多くなった「特待生制度」「特別奨学生制度」ですが、成績優秀者には入学金・授業料などの面で無償・減額しようというもの。
受験生にとっては、経済的な助けになるものの、そういった制度を活用するためには、ほとんどの場合、受験校のランクを下げる必要があります。
そうしたときに、大学進学への可能性も下げることになる場合もあり、なかなか判断が難しい。


しかし、一部の私立中学校では、「大学進学実績を伸ばしている」「コース分化が明確で指導に安心感がある」などの理由で、制度活用希望者を集めている学校もあります。




立場を変えて、私立の側から考えるならば、そういった制度の対象となる生徒さんは、もしかしたらワン・ランク上の学校を受験できるレベル。
つまり、優秀な成績の生徒を集めることが出来るということになります。
そういった生徒さんを少なからず集めた場合、将来の大学進学実績を確保できる可能性が高まるわけです。


そして、もうひとつ隠れた効果があります。


それは、特待・特奨希望者たちが「受験者全体のレベルを引き上げる」ために、少しずつ学校の難易度をも、引き上げていくということです。


現在、特待・特奨制度に成功している中学校はわずかですが、「先輩の入試結果」が次年度の難易度に影響することから考えると、そういった学校は長期間にわたって少しずつ難度を引き上げる可能性があり、数年後には、中堅校を抜け出している可能性もあります。


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