南大阪 中学受験地図

堺市北野田にある航路開拓舎の日常と、南大阪を中心に中学受験の状況と、それに関する気になる話題を取り上げます。

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◎  さて、原因は… 奨学金の未返還事例の増加 


「日本育英会」という名称は、ご存知でしょうか。
一度は聞かれたことがあるかもしれません。
かつて、経済的な理由で奨学金を出していた組織ですが、現在は、独立行政法人「日本学生支援機構」が、その事業を引き継いでいるとのこと。

さて、09/03付けのasahi.comによると、一旦、貸し付けられた奨学金を返還できない(返還しない)事例が増加しているとのこと。

以下、記事を引用の上、要約しました。
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奨学金の返還滞納、10年で2.6倍 文科省が報告書
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日本学生支援機構の奨学金返還滞納者が増えている問題で、文科省は報告書を公表。
3カ月以上の滞納額は10年間で2.6倍に増加。
その一方で、回収体制が追いついていないとして機構に抜本的な組織改革を求める方針。
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 機構は日本育英会から大学生の奨学金事業を引き継いだ。
 1999年度以降、有利子奨学金の規模が拡大。
 無利子も合わせると今年度貸与人員は118万人、事業費は1兆55億円。

 内、貸し倒れの危険がある3カ月以上の滞納額は、09年度に2629億円。
 卒業して返還中の273万人のうち21万人に達する。

 有識者が業務を検証したところ、滞納者の捕捉が難しいのに加え、システムが古いと。

 報告書では、組織内の責任の明確化や業務の集約・効率化を求めた。
 また、奨学金の窓口である大学ごとの滞納率の公表について検討が必要だとした。
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教育と経済の問題は、特に大阪に住んでいると「私立への補助金削減」「私立高校生への授業料補助」など、最近、よく耳にする問題。
特に、私立中学に進学しようとする方は、避けては通れない問題です。

そのような中で、奨学金の制度は、経済的に難しい問題を抱えるご家庭には、ありがたいものだと思います。


しかし、この制度は「貸す側」と「借りる側」の信頼のもとに成り立つ制度でもあり、特に「教育」に関わる制度ですから、これまでだと、「返還」に対して優先的に努力するご家庭が多かったのではないでしょうか。
また、極端に言えば、大学進学後に、しっかりアルバイトなどすれば、学生自身でも返還できる可能性があるような制度だったように思います。

経済状態が厳しいということから、やむを得ず返還が難しくなっているケースもあるわけですが、実はそれ以外のケースもあるとか。
いわゆるモラル・ハザード(ここでは「倫理崩壊」といった意味)ですが、そうなった「根」のひとつには、「教育」の質・内容の問題もあるわけです。

「教育の質が低下したために、教育を口実にお金を借り、それを他に使うようなケースが出てきた」ということであれば、まさしく、「日本人の劣化」といえる事例かもしれません。


   》》》asahi.com「奨学金の返還滞納、10年で2.6倍 文科省が報告書
                               2010年9月3日付け
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