南大阪 中学受験地図

堺市北野田にある航路開拓舎の日常と、南大阪を中心に中学受験の状況と、それに関する気になる話題を取り上げます。

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◎  私立高校進学希望者が過去最低:中学3年生の進路希望調査結果 

昨日は、強風に見舞われた地域もあり、今日は、この冬一番の冷え込みとか。
時期をあわせたわけでもないのでしょうが、府公立中学校長会から、私立への逆風の強さを示す数値が発表されています。

それは、「公立中学3年生の進学希望者のうち、私立高校の専願を希望するものが全体の13.34%」というもので、記録が残るうちでは最低の数値。
昨年も、13.94%と前年を大幅に下回ったわけですが、これは府の「私学助成の削減」を受けたもの。
今年の場合は、高校無償化という鳩山政権の政策の影響のようです。
以下、産経ニュースの記事を引用の上、要約しました。

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高校授業料の無償化影響? 大阪府の私立専願率が過去最低に 2010.1.5 20:41
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府内の私立高校専願者の割合が過去最低の13・34%に落ち込んだことが明らかに。
「公立高授業料無償化の影響が大きく、公立志向がより強まったのではないか」と分析。

昨年度同期比で13・94%から0・6ポイント低下し過去最低を更新。

公立高志願率は83・67%で0・28ポイント増加。
ただ公立高の定員は昨年度よりも増えており、競争倍率は1・22倍に下降。
(昨年度同期1・25倍)

府では年収350万円以下の私立高生は授業料を実質無償化とする方針を打ち出した。
しかし、今回の調査では私立離れがいっそう進む結果に。

中学校長会の古川委員長は
「私立の無償化について十分に保護者に浸透していない面があるのではないか」と指摘。
府私学・大学課は
「依然として経済状況は厳しいが、無償化の周知徹底を図りたい」としている。
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記事にあるように、私立校への無償化策はほとんど話題になっていません。
一方、「公立高校授業料の無償化」は、「実質無償化」といった表現が誤解を生むのか、「実質的に全部がタダ」という印象で、一人歩きをしているようなところがあります。
確かに、「タダ」では無いことを含め、きちんと周知する努力は必要でしょうが…。


「進め!一億!」というように、全国民がひとつの目標に向かって突き進む時代は、当の昔に終わっています。
むしろ、多様化の時代で、塾だって「多品種+少量+高品質生産」が求められる時代。
様々な教育環境があってこそ、逆説的ですが「等しく」教育が受けられるはず。
そのための私立の存在、私立の役割は小さくありません。

もちろん、私立自身がさまざまな改革をすることも必要でしょうが、私立=「私教育」と定義するあまり、「公」から遠ざけるのもいかがなものか。

庭のつくりを気にするあまり、庭の草木を等しく育てる苦労を忘れてはなりません。


   》》》毎日JP「進学:私立校専願希望が過去最低 無償化見越し 大阪
               毎日新聞(最終更新 1月5日 23時05分)

   》》》産経ニュース「高校授業料の無償化影響? 大阪府の私立専願率が過去最低に
                      2010.1.5 20:41



☆南大阪の主要校出願状況は、以下のリンクから、ご覧ください。(1/15分)

     》》》南大阪 主要校の出願状況 2010年度入試対応 最終更新日 2010/01/05
     
     
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