南大阪 中学受験地図

堺市北野田にある航路開拓舎の日常と、南大阪を中心に中学受験の状況と、それに関する気になる話題を取り上げます。

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◎  「連携」「提携」「パイロット」…。大学との関係は? 

昨日から報道されている、浪速中学校の虚偽説明とされる一連の、毎日jpの記事ですが、現在のところ、以下が一番詳しいの内容のようです。

記事の概要は、以下の通り。
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虚偽説明:「関大推薦枠」と学校案内に明記--大阪・浪速中
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 浪速高校・関西大学連携浪速中学校が、
 実際には取り決めがないにもかかわらず、
 中学の「関大コース」に入れば関西大に推薦入学できると
 虚偽の説明をしていたことが分かった。
 校長が中学の入試説明会で保護者に説明し、学校案内にも明記。
 
 関大側は「推薦に関する取り決めはなく、事実誤認だ」として抗議。
 大阪府も把握しており、調査に乗り出す。

毎日新聞 2011年10月25日 大阪朝刊
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学校側の説明では、現在、推薦基準について関大側と協議中であるとのこと。
そういった意味では、記事中の「取り決めがない」との表現は、現時点では事実ではありますが、決定に向けて進行中なわけで、注意して読むことが必要かもしれません。
関大側も別の記事の中では、「本来であれば協定を結んだ時点で推薦基準を明確にしておくべきだった。反省すべき点がある」と釈明されています。

そもそも、浪速中学校が「関西大学連携浪速中学校」と改名していることからもわかるように、両者の関係は確立されているわけです。
ただ、大学側では、一部の教授から「不公平が生じる」「これでは詐欺ではないか」との反発もあったとのこと。(冒頭の記事内)
不公平とならないためにこそ、協議をすべきだと思いますが…。


今回の説明会での発言に関しては、事実関係が分からないため、コメントしませんが、次の点には注意しておくべきです。

まず、浪速にかかわらず、大学との連携・提携をしている学校は、「その大学に進学できる」ということがメリットですから、その点をしっかりアピールするのは当然です。

一方で、普通に受験してトップで合格しても、何らかの理由で入学を取り消されることもある。
つまり、入試に「絶対はない」というのは常識。

その常識を覆すほどの「虚偽」を、説明会参加者のほとんどに信じさせるほどの勢いで、学校側がアピールすることはないと思うのですが…。

パンフレットの表現についても同様。
今回の問題についても、推薦入学の道があることは表明すべきですが、「関西大学直結」とあっても、それはコースの説明で、入学のための資格が必要なのは当然。
「関西大学への入学を保障」とか、「どのような成績でも関西大学へ入学できます」という意味では考えにくい。
現に、記事中にあるように「推薦基準達成者が関西大学へ」とあるわけです。
(その基準が「無い」のか「協議中」なのかが一つの争点なのですが…。)


ただ、今回の記事は、これまで、少々、あいまいにされてきた部分を問題にしていることは事実。
各私立中学校は、なんらかの対応を迫られることになるでしょう。

特に、大学との連携環境を持つすべての学校が、今回の件をきちんと把握し、受験生・保護者へしっかりとした説明をすることが求められるでしょう。
「提携」「連携」「パイロット」などの違いは何か、進学のための具体的な基準は何か。

すべての学校が、このような基準を詳細に発表することはないと思いますが、少なくとも○○大学連携とある時に、どうしたらその大学に進学できるのか、あるいはできないのか。
具体的な進学実績がまだ出ていない学校もあるわけですが、現時点での決定事項なり、状況を、これまでより具体的に説明する必要があるでしょう。
もちろん、今回の例で明らかなように、大学側の協力も必要です。

最後にもう一点。

受験生の皆さん。
その保護者の皆さん。

今は、受験生にとって、受験校を決定するべき大切な時期です。
記事の推移は見守る必要がありますが、それと子供たち一人一人の勉強や、自己実現の努力は別。
受験生の皆さんは、しっかりと自分の志望を堅持して、力をつけていってください。
保護者の方におかれては、子供たちが不安な気持ちや迷いをかかえることのないように、支えてあげてください。
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