五ッ木・駸々堂特別会 結果分析:共学校結果分析
近畿大学附属志望者数推移 | 平均偏差値 | 1000人当たり人数 | |||||||
コース | 2004 | 2005 | 2006 | 2004 | 2005 | 2006 | 2004 | 2005 | 2006 |
前期医薬 | 46 | 49 | 52 | 53 | 53 | 49 | 7.9 | 6.7 | 6.2 |
前期特進 | 125 | 121 | 190 | 48 | 48 | 47 | 21.4 | 16.5 | 22.6 |
前期標準 | 218 | 189 | 255 | 43 | 43 | 43 | 37.4 | 25.7 | 30.3 |
医薬については、医歯薬系に特化したコースであるので、大きな変動はないが その他のコースの伸びが大変大きく注目される。大学連携コースが注目される以前に、大学の附属校であるだけに、潜在的なニーズが高いことは間違いがない。人数の増加に対して、偏差値がそれほど変動していない点からも、量+質の両面で延びたといえるのではないか。 | |||||||||
清教学園志望者数推移 | 平均偏差値 | 1000人当たり人数 | |||||||
コース | 2004 | 2005 | 2006 | 2004 | 2005 | 2006 | 2004 | 2005 | 2006 |
前期S特進専願 | 111 | 186 | 179 | 52 | 51 | 53 | 19.0 | 25.3 | 21.3 |
前期大学連携専願 | 129 | 192 | 192 | 47 | 48 | 49 | 22.1 | 26.1 | 22.8 |
体験学習の結果などから考えると、意外な結果。特に、人数面での伸びがなく、1000人あたり人数は、むしろ減じている。専願率がもともと高いために、現段階での清教受験希望者のほとんどが受験しているということか。ただし、平均偏差値が上昇していることには注意が必要。 | |||||||||
清風南海志望者数推移 | 平均偏差値 | 1000人当たり人数 | |||||||
コース | 2004 | 2005 | 2006 | 2004 | 2005 | 2006 | 2004 | 2005 | 2006 |
男子A日程S特進 | 37 | 46 | 54 | 65 | 64 | 63 | 6.3 | 6.3 | 6.4 |
男子A日程特進 | 95 | 123 | 161 | 59 | 59 | 58 | 16.3 | 16.7 | 19.1 |
女子A日程S特進 | 13 | 21 | 26 | 44 | 64 | 67 | 2.2 | 2.9 | 3.1 |
女子A日程特進 | 43 | 69 | 80 | 61 | 58 | 61 | 7.4 | 9.4 | 9.5 |
五ッ木・駸々堂にならって、男子・女子を別々に集計した。男子では、特進・S特進ともに、人数が増加している。特に特進の人数の伸びが大きく注目される。これまで受験させていなかった大手塾の参入があった可能性もあるので、来春の受験者が急増すると判断することは出来ない。同様に女子も特進で増加。2004年のほぼ倍の人数になっている。何よりも注意しておきたいのが、女子S特進の平均偏差値の高さ。人数が26人と少ないため、年度ごとの変動も大きくなるが、今年は67と高くなっていることは頭に入れておきたい。 | |||||||||
帝塚山学院泉ヶ丘志望者数推移 | 平均偏差値 | 1000人当たり人数 | |||||||
コース | 2004 | 2005 | 2006 | 2004 | 2005 | 2006 | 2004 | 2005 | 2006 |
1次医進 | 50 | 51 | 57 | 58 | 56 | 53 | 8.6 | 6.9 | 6.8 |
1次特進A | 58 | 66 | 94 | 51 | 48 | 48 | 9.9 | 9.0 | 11.2 |
1次特進B | 43 | 80 | 87 | 46 | 45 | 44 | 7.4 | 10.9 | 10.3 |
医進の平均偏差値の下降が心配であるが、人数も57人と少なく、変動が大きいということも考えておくべき。また、来春から実施する医進のみを対象とした「M入試」に上位層が流れている可能性もある。ちなみに今回のテストでは志望者16名、平均偏差値59であった。単純にこの16名を1次医進の人数とあわせ73名とすると、帝塚山学院泉ヶ丘は特進Aと医進で、大きく人数を伸ばしたことになる。受験者の一部が1次医進とM入試を、ともに志望校にしている可能性もあるので、単純計算には無理があるが、入試システムの変更とあわせて、医進の難化が考えられる。なお、当然、その余波は特進Aへも及ぶであろう。上位の受験生の動向が鍵になる。 | |||||||||
初芝富田林志望者数推移 | 平均偏差値 | 1000人当たり人数 | |||||||
コース | 2004 | 2005 | 2006 | 2004 | 2005 | 2006 | 2004 | 2005 | 2006 |
1次医進 | 50 | 58 | 64 | 55 | 54 | 52 | 8.6 | 7.9 | 7.6 |
1次Ⅱ類 | 65 | 58 | 79 | 47 | 47 | 48 | 11.1 | 7.9 | 9.4 |
1次Ⅰ類 | 85 | 84 | 99 | 43 | 44 | 43 | 14.6 | 11.4 | 11.8 |
帝塚山学院泉ヶ丘と同じような変化を見せている。つまり、上位の難しいコースほど人数が増加している反面、平均偏差値は下降気味となっている。これをどう見るかは難しいところ。今春の入試では、近畿圏の統一日程により、慎重な受験校選択を行った受験生が多かったわけだが、その揺れもどし、つまり、今春は慎重になりすぎたとして、大胆な行動をとる受験生が増えたのか。Ⅱ類が難化し医進が下がることで、両コースの差が詰まった形になっている。それだけ、両コースを志望とする生徒の差が詰まっているということ。本来Ⅱ類狙いだが、医進を志望校(志望コース)とした方が多かったのかもしれない。 |
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