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南大阪 中学受験地図

堺市北野田にある航路開拓舎の日常と、南大阪を中心に中学受験の状況と、それに関する気になる話題を取り上げます。

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◎  「県外入試」って、ご存知ですか? 

今春の大学入試で、昨年に引き続き現役京大合格者数日本一(78名)を記録した西大和学園。
開校当時は、大阪から受験しやすいところにある「奈良県の一私立中学」でしたが、現在では、その地位にとどまることなく、数年前から「県外入試」を実施。
来春は、東京・東海・岡山・福岡で入試を実施します。

もちろん、これらの入試は近畿圏在住の生徒は受験できません。
学校の発表した要項を引用すると…、

------------------------------------------------------------
  平成19年3月小学校卒業見込みで、東京・東海会場は東海・北陸以東、
  福岡・岡山会場は岡山県以西に住所を有し、原則として本学青雲寮に入
  寮を希望する男子     (本校入試と県外入試の重複受験不可)
------------------------------------------------------------

と、規定されています。


一方、府外の中学校も、大阪で「県外入試」を実施しているのをご存知でしょうか。
調べたところ、来春、以下の4中学が実施します。

   土佐塾中 (高知県) 1月8日実施
   函館ラ・サール中 (北海道) 1月8日と2月5日実施
   香川誠陵中 (香川県) 1月7日実施
   富士中 (愛媛県) 1月7日実施

それぞれが、大阪府で入試を実施するようです。


さて、こういった動きは、各中学の営業努力ということになるのでしょうが、かつては、まったく逆の状況でした。
受験生が、全国を飛びまわっていた時代があったのです。
当時、関東の御三家といわれた、開成・麻布・武蔵、鹿児島のラ・サール、そして、兵庫の灘を受験するために、受験生が、飛行機で、文字通り飛び回った時代がありました。

その頃は、私学が格別の営業をしなくとも、そういった受験生が集まったわけです。
  (もちろん、最上位の学校に限った状況ですが…)
現在の、私学が他府県におもむいて入試を行うという状況とは、格段の違いがあります。



その頃の受験生の、私学を受験したい・私学へ進学したいという動機の強さ、あるいは、「あの学校へ進学したい」と思う気持ちの強さは、果たして、現在の受験生も同じなのでしょうか。
受験を決めたきっかけはどうであれ、「本当に魅力を感じる学校」との出会いがどれぐらいあるのか。
かつてのそういった時代に比べると、私立の数も格段に増え、学校を知る機会も豊富になっています。
でも、シンプルに学校に期待するものがあり、迷いなく、その学校へ受験を決定する要素を、きちんと手中に出来る受験生がどれほどいるのでしょうか。
美しいパンフレット・新しい校舎・一新された制服に、将来を約束する力はないはずです。

大阪府で実施される「県外入試」を受験するときには、注意が必要です。
他に目標があり、これらの入試を、その目標のために活用するという受験はありえると思いますが、進学を前提に受験するならば、きちんと学校を知るべきです。
安易に、受験校数を増やすだけでは、なんのための受験かわかりません。
まず、自分の目標をきちんと定める時期に来ています。
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No title

情報ありがとうございます。
nonchan様、コメントありがとうございます。

正直、存じ上げませんでした。
情報ありがとうございます。

片山学園といえば、富山県の育英センターという塾が母体となって作った学校ですね。
開校当時は、指導方法に塾のノウハウが取り入れられ、大変、話題にもなりましたね。

勉強させていただきました。
ありがとうございます。

2006/10/18(水) |URL|南十字☆ [edit]

No title

片山学園も
こんにちは。
土佐塾、函館ラ・サール、香川誠陵、富士中のほかに、富山県の片山学園中も大阪で県外入試を行うそうです。
http://www.katayamagakuen.jp/2006/xentranceExamInfo/entranceExamInfo.html
試験は1月8日(月・祝)大阪第一ホテル、とのことです。
我が子の通う塾では、一昨年は前受けでこちらの試験を大勢受けていたらしいです。

2006/10/18(水) |URL|nonchan [edit]

No title

我が子を見て他人を見るか、それとも…
らすかる様、コメントありがとうございます。

県外入試が、予行演習になりきれないところに難しさがありますね。
実際、学校の教室を使用するのと、どこぞの会議室での入試では、雰囲気が全く違います。
らすかる様のように、そういったところまで、配慮して受験計画が立てられるかどうかが大切なところかもしれません。

まず、「我が子はこうだ!」と、しっかりした指針を立て、その指針を元に、他の状況を見れればいいのですが、必ずしもそうはいきません。

迷っているとき、伸びないとき、自信がないときは、「あの人はこうだから…」と、指針がぶれがちです。
らすかる様が書いておられるように、

>いかにして本番で実力を発揮させるかは一人一人違います

ですから、まず、指針をきちんと「我が子」におくべきです。
ちょうど、今ぐらいの時期が、そういった悩みのピークかもしれません。
本当は、これからも、ひとやま、ふたやまあります。
これからも、入試を経験された保護者の方の声として、コメントをお寄せください。

あれこれ、お気遣い頂き、ありがとうございます。
これからも、よろしくお願いします。

2006/10/17(火) |URL|南十字☆ [edit]

No title

県外入試
先日の南十字☆先生の記述から、更新の具合が気になっておりましたので、
本記事はとても嬉しく拝見しました。
毎日記事を紡ぎ出す事の大変さは私の想像を超えています‥
(しかも中学受験に特化して)

本業のお忙しさもおありなので、
くれぐれも心身とも ご負担のないよう、
続けていただけるようお願いいたします。

さて、県外入試は当方は受けませんでしたが、
お友達の中では「予行演習」にしていた方がおられました。
同じ理由で附属天王寺がすごい人数になったのにも
違和感がありましたが、
県外入試は実施する側も「予行演習」になるのは了承済み
という違いがあるように思います。
(受験料による収入も相当見込めるのかもしれませんね)

私自身も息子には本命の前に一度受けた方がよいかも‥
と思ったのですが、夫が「必要なし」と判断。
いかにして本番で実力を発揮させるかは一人一人違いますので、
うちは「意識させない」方法をとりました。
模試とは違う点が、わが子にどう影響するかは熟慮すべきだと思います。

会場は会議室など 学校の教室ではない事が多いので、
時計の有無やトイレなど勝手が違う事も配慮が必要かもしれません。



2006/10/17(火) |URL|らすかる [edit]

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