南大阪 中学受験地図

堺市北野田にある航路開拓舎の日常と、南大阪を中心に中学受験の状況と、それに関する気になる話題を取り上げます。

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◎  「プレテスト活用術」その1 : 実力を測ろう 

10月以降、多くの中学校で実施されるプレテストですが、「受験すべきかどうか」「役に立つのかどうか」など、さまざまな疑問をお聞きします。
今回のエントリーから数回にわたり、「プレテスト活用術」として、そのメリットをご説明していきたいと考えています。

初回である今回は、「実力テスト」として、プレテストを考えてみようと思っています。


さて、実力テストの働きを考えてみると、現在の実力はどれほどであるかということを測り、今後への学習の指針になります。
また、入試を前提にすると「合格可能性」を探るという、大きな働きがある。

そう考えると、「なるべく、実際の入試に近い」問題で、「本番の入試とほぼおなじメンバー」が受験すればするほど、精度は上がります。
加えて、運営の方法やテスト実施の時間帯なども、重要な要素になるわけです。

まさにそういったことを実現するためにプレテストは実施されています。
多くの学校が「入試当日の予行演習」と位置づけているのはそういったねらいがあるからです。


さらに、最近のプレテストは、成績表が充実しています。
そのため、テスト終了後の学習の資料としても有効な物が増えている。

例えば、賢明学院の成績表では、設問ごとの分析があります。
また、現在の合格可能性のあるコースの判定も資料として添付されます。

あるいは、帝塚山学院のプレテストは、女子中学校では最大規模。
ですから、帝塚山学院への合格可能性を測るのはもちろんのこと、女子中学校受験者の中での、自分の位置もつかめるわけです。

また、清教帝塚山学院泉ヶ丘などでは、合格可能性に加えて、特待生の可能性判定も実施しています。


このように考えると、自分の希望する学校ではなくても、受験の体験を積み、実力の判定データを頂くことで、志望校合格に向けて、大きなプラスになることでしょう。
目的なく多くの学校を受験することは感心しませんが、これまで書いてきたようなポイントを押さえて活用していただいてはどうでしょうか。

※2013/09/30:リンクを追加しました。
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◎  テストの「違い」を上手に活用しよう 

まもなく10月。
様々な学校で「プレテスト」が実施されますし、五ッ木・駸々堂をはじめ、業者テストや塾のテストなど、進路決定の資料となるテストが盛りだくさんのシーズンです。

加えて、お通いの塾などでも、「小テスト」「確認テスト」「週テスト」など、いろんな種類のテストが実施されます。

テストを受けるとどうしても「結果が心配」になります。
例えば、授業中に予告なく「じゃぁ、テストするよ~」と、言おうもんなら「え~~?!」「ほんまぁ??」「うそぉ?」など、ちょっとしたパニック状態を招くことがほとんど。
これは、「テスト」=「点数が良くないとダメ」という前提があるからです。

もちろんそうであるべきです。
特に、前回の授業の確認をしたり、当日の授業内容の理解度を測る「小テスト」「確認テスト」はそうであって欲しいものです。
ましてや、予告されたテストのうち、出題範囲や解答・問題を事前に知らせているような「漢字テスト」などの知識テスト、基礎・基本のちからを見る「計算テスト」などは、満点を狙うべきです。

つまり、「点数が良い」にこしたことはない。


でも、一方で考えていただきたいのは、「点がとれなかった」時にどうするかということ。

「小テスト」「確認テスト」はもちろんですが、各種の業者テストや中学校で実施されるプレテストについても、「ダメだった…」と落ち込んで終わるのが、一番、ダメ。
歯医者さんに行って、「虫歯が見つかった」と言われ、その後、なにもしないのと同じです。

テスト=「良い点を競う」という見方は、否定しません。
でも、ここに上げた各種のテストは、「弱点を発見する」「その後の学習の指針を出す」ためのテストでもあるのです。
テスト終了後の分析と、その後の学習計画の立案は、確実に(もちろん、冷静に)行うべきです。

もちろん、入試は…なんて、蛇足ですね。


◎  五ッ木・駸々堂 やり直し学習会 

■テストを受けるだけではなく、力をつけるために活用しましょう。

「受けて終わり。あとは成績がもどるのを待つだけ…。」これではもったいない! 毎回の五ッ木・駸々堂の内容をきちんと身につけることで、入試の基礎範囲全体がカバーできます。


■次回以降のテストのためにも、五ッ木・駸々堂の内容を研究しましょう。

五ッ木・駸々堂は、近畿圏全体を網羅する、最大の会場テスト。毎回、きちんと実力を発揮して、合格可能性などを測れば、とっても有効な実力テストです。そのための準備勉強の方法やテストの受け方、もちろん、やり直し勉強の方法も指導します。

対象 五ッ木・駸々堂を受験した小学校6年生
指導日 ■10月6日(日)=第3回五ッ木・駸々堂終了後です!
   航路開拓舎では、第1回~第6回までやり直し会を実施します。(特別会をのぞく)

五ッ木・駸々堂平成25年度実施予定
 第1回:3/3、第2回:5/12、第3回:7/7、第4回:9/1、第5回:10/6、特別回:11/3、第6回:11/24
会場    ◎ 堺市・東区校 南海高野線北野田駅徒歩5分(北野田駅北西角交差点北側)
時間帯  教室開放時間帯 13:00~17:00 
     (自己採点・やり直し学習などにご利用ください。担当がアドバイスも致します。)
  14:00~15:20に算数の解説授業を実施します。
費用  無料で開催します。
備考  五ッ木・駸々堂の問題・解答など当日配布された資料とノート・筆記用具などをご用意ください。
 当日は、14:00~15:20に算数の解説授業を実施いたしますが、自習用のスペースも確保いたします。  

■算数の解説授業を実施します。

テストを受験した印象が残っているうちに、しっかり理解してしまいましょう。 解き方を知るだけではなく、この時期に必要な、「テストへの取り組み方」もアドバイスします。


■自己採点のお手伝いをします。

採点基準を知ることは、合格答案作成の大きなヒントになります。午前中に取り組んだテストの印象が残っているうちに、キチンと自己採点をしてしまいましょう。


■自由出席型+自己勉強型の学習も可能です。

教室開放の時間帯は下表の通りですが、その間、入退室自由です。また、自分で学習したい内容がある場合は、それをしていただいてもかまいません。追加の学習プリントなども配布可能です。



※11/3/日実施の特別会では、当日のやり直し会は実施しません。



》》堺市・東区校では、テストの予習会も実施しています!

やり直しも大切ですが、いかに点数を取るかも大切。そのため五ッ木・駸々堂の予習会も実施しています。詳細は、お問い合わせください。

対象 小学校6年生:今回受験しなくても勉強の機会として参加出来ます
指導日 ■9月28日土曜日(算数+国語)+10月5日土曜日(算数+理科+社会)
会場  ◎ 堺市・東区校 南海高野線北野田駅徒歩5分(北野田駅北西角交差点北側)
時間帯  15:00~18:50
費用  ○1日参加…3,150-、○2日参加…5,250-
備考  ノート・筆記用具などをご用意ください。  



◎  第4回 五ッ木・駸々堂結果について 

第4回の五ッ木・駸々堂の結果返却が始まっています。

以下が今回の結果を、過去のデータと比較したものになります。

【表の見方】
 》表の上段は過去2年分との比較です。
 》各年度とも、全体の結果と大阪の結果を記載しています。
 》平均点は、対象となる生徒さんの平均点です。
 》標準偏差は、それぞれの回で、受験した生徒さんの力の「広がり具合」を見る数値です。
    値が小さい…上下の差が、あまりひらかずに、同じような結果の方が多い場合です。
    値が大きい…上下の差がひらいています。
 》表の下段は前回(第3回)の結果です。

■第 4 回五ッ木・駸々堂データ比較
データ比較 平均点 標準偏差
2011年 受験者数 国語 算数 理科 社会 4科A 3科A 2科 国語 算数 理科 社会 4科A 3科A 2科
全体 6867 47 49 47 42 185 144 96 19.3 25.3 18.6 18.2 70.5 56.1 40.2
大阪 4055 46 47 46 41 180 *** ***
2012年 受験者数 国語 算数 理科 社会 4科A 3科A 2科 国語 算数 理科 社会 4科A 3科A 2科
全体 6748 46 35 46 38 163 127 81 18.6 22.2 18.1 18.4 66.2 52.1 36.6
大阪 3895 45 34 45 36 158 *** ***
2013年 受験者数 国語 算数 理科 社会 4科A 3科A 2科 国語 算数 理科 社会 4科A 3科A 2科
全体 5878 54 45 53 45 196 153 99 18.2 24.9 17.5 18.7 68.5 53 38.6
大阪 3441 54 44 51 43 193 *** ***
■第 3 回五ッ木・駸々堂結果(前回の結果)
2013年 受験者数 国語 算数 理科 社会 4科A 3科A 2科 国語 算数 理科 社会 4科A 3科A 2科
全体 4612 39 34 35 43 152 109 74 16.5 20.5 16.1 18.6 61.5 46.3 32.9
大阪 2634 39 33 34 42 148 *** ***

以下の表は、今回のテストの各数値を、前年度、前々年度と、また、前回のテスト結果と比較したものになります。

■前年度・前々年度の結果との数値比較
データ比較 平均点 標準偏差
対2011年比 受験者数 国語 算数 理科 社会 4科A 3科A 2科 国語 算数 理科 社会 4科A 3科A 2科
全体 -989 +7 -4 +6 +3 +11 +9 +3 -1.1 -0.4 -1.1 +0.5 -2.0 -3.1 -1.6
大阪 -614 +8 -3 +5 +2 +13 *** ***
対2012年比 受験者数 国語 算数 理科 社会 4科A 3科A 2科 国語 算数 理科 社会 4科A 3科A 2科
全体 -870 +8 +10 +7 +7 +33 +26 +18 -0.4 +2.7 -0.6 +0.3 +2.3 +0.9 +2.0
大阪 -454 +9 +10 +6 +7 +35 *** ***
■前回のテスト結果との数値比較
2013年第3回比 受験者数 国語 算数 理科 社会 4科A 3科A 2科 国語 算数 理科 社会 4科A 3科A 2科
全体 +1266 +15 +11 +18 +2 +44 +44 +25 +1.7 +4.4 +1.4 +0.1 +7.0 +6.7 +5.7
大阪 +807 +15 +11 +17 +1 +45 *** ***

【受験者の動向】
今回は、第3回よりも前回比で1266名の増加です。
夏期講習終了後に実施されたこともあり、夏期講習の成果を調べようとして受験された方や、今回から、本格的に試験に参加した方が増加したのではないでしょうか。
ただし、前年・前々年と比較すると、全体で約1000名が減少しています。
以前にも、書いたことですが、これは、府下の受験者そのものが減少したわけではないでしょう。
大手の塾でも独自の試験を実施し、合格可能性を判断するための選択肢が増えたことが大きな理由だと思います。

【平均点の動向】
今回は、平均点が大きく上がっています。
本来の模擬テストは、これぐらいの平均点が必要だと思いますが、この時期に唐突に平均点が上昇すると、結果の見方に注意が必要です。
平均が高いということは、みんなが好得点をとっているわけです。
ですから、仮に前回の試験と全く同じ点数の生徒さんがあったとすると、点数は同じですが、偏差値は下がっているはずです。
逆に、前回と同じ偏差値をとるためには、前回以上の得点が必要になるわけです。
これは、前回に高得点をとった生徒さんにとっては不利に働くことがあります。
ぜひ、お通いの塾の先生に分析をしていただくようにして下さい。

【活用の方法】
毎回のテストでやり直しをするのは必須。
特に正答率が高いのに間違った問題は要注意です。
また、理科・社会はもちろん、国語の漢字・語句などの知識問題については、今後、取りこぼしがないように、きちんと復習しておきましょう。

◎  明星中学校 入試日程発表 

明星中学校の入試日程が発表されています。

学校発表のpdfファイルは、こちらから。

1 明星 A日程 1/18(土) 08:15~
特進=約90名、英数=約80名
出願期間 発表 手続き最終日
12/19-1/10 1/19(日) 1/20(月)
2 明星 A日程午後特進 1/18(土) 16:15~
特進=約60名
出願期間 発表 手続き最終日
12/19-1/10 1/19(日) 1/20(月)
3 明星 B日程 1/19(日) 08:15~
特進=約30名、英数=若干名
出願期間 発表 手続き最終日
12/19-1/19 1/21(火) 1/22(水)
※試験科目を含め詳細は各学校発表の要項・入学願書でご確認下さい
※出願期間は、窓口・郵送の別があります。また、土日祝は休みの場合もあります。
※発表の期日について複数ある場合は一番はやいものを記載しています。
※手続き日については、最終の期日を記載しています。


午後入試の導入により、受験者数が大幅に増えましたが、2013年度のA日程では、合格者のうち8割以上の方が入学。
また、初日の午後入試540名中164名(約3割)の方がW出願という状態。
「専願」的な受験者を確保できているといえるかもしれません。

来年度入試では、特進4クラス=約180名+英数2クラス=約80名募集となりましたが、これは、ここ2年間の入学生数から判断されたもの。
現状に合わせた募集人数とし、難易度に影響が内容にしているとのことでした。


学校のポスターには「なぜ、きみは学ぶのか。」とあります。

学問の入り口に立つ、1年生には、徹底して勉強の取り組み方を指導するとのこと。
同時に、東大の推薦入試や京大の特色入試に見られるような、グローバルな状況の変化も見据えて指導を考えておられます。

国公立への進学は、昨年度153名(内現役82名)でしたが、今年度は195名(内現役101名)と向上。
関関同立へは、昨年度402名(内現役203名)が、今年度は513名(内現役240名)に。
今後も、社会情勢の変化を見据えて、国際教育に力を入れるなど、明確な方針を打ち出しています。

男子校であることがすでに大きな個性と言える時代になりましたが、その中でも、明星としての個性を、どのように構築してゆくのかが課題でしょう。

◎  帝塚山学院が入試改革 学院の改革と連動 

今週は、多くの中学校で塾対象の説明会が開催されました。
同じ日にいくつかの学校が同時開催となり、口の悪い先生は「株主総会か?」(3月決算の会社が6月下旬に約1000社、同日開催します)とおっしゃってましたが…。

今日は帝塚山学院の説明会に参加してきました。

ここ数年の勢いそのままに、改革を続ける学院ですが、今日も盛りだくさんの内容でした。
特に注目したいのは、新入試の実施と、制度の改革です。

以下が来年度の入試要項の概要です。

1 帝塚山学院 1次A入試 1/18 8:50集合
ヴェルジェ約80名+関学約80名
出願期間 発表 手続き最終日
12/21-1/17 1/19(日) 1/19(日)
2 帝塚山学院 エトワール入試 1/18 16:30集合
約25名
出願期間 発表 手続き最終日
12/21-1/18 1/19(日) 1/22(水)
3 帝塚山学院 1次B入試 1/19 8:50集合
約25名
出願期間 発表 手続き最終日
12/21-1/18 1/20(月) 1/22(水)
4 帝塚山学院 2次入試 1/19 16:30集合
若干名
出願期間 発表 手続き最終日
12/21-1/19 1/21(火) 1/22(水)
※試験科目を含め詳細は各学校発表の要項・入学願書でご確認下さい
※出願期間は、窓口・郵送の別があります。また、土日祝は休みの場合もあります。
※発表の期日について複数ある場合は一番はやいものを記載しています。
※手続き日については、最終の期日を記載しています。


注目したい変更点は、次の4点です。

    (1)エトワール入試という新入試が導入されます。
    (2)2次入試の日程が1日早まりました。
    (3)午後入試である「エトワール入試」と「2次入試」は2教科で実施されます。
    (4)1次A入試と1次B入試の両日に出願し両日を受験する場合、B入試に10点の加点があります。

はじめに注目したいのが「エトワール入試」。
「エトワール」とはフランス語で「星」の意味。
また、パリのオペラ座でのダンサーの中でも、主役中の主役、花形の「スター」だけに許される呼称のようです。


ここで、注意しておきたいのが、学院にある「関学コース」「ヴェルジェコース」のうち、ヴェルジェコースの特徴。

ヴェルジェコースでは、「一人ひとりの個性を見抜き、また、その目標や夢に合致した実力を育成し、自己実現・自己開花を応援する」といった方針で指導がなされているようです。
音楽を志す方・絵画を志す方、それぞれに厳しい道が待っているわけですが、それと同様に、学問の道を考えておられるわけで、一流のバイオリニストが誕生する手助けをするように、学問の道を志す生徒さんには、一流大学への進学を応援しているコースだということが出来ると思います。(その応援はヴェルジェプロジェクトとして、すでに動いています。)

今回のエトワール入試は、そういった、勉強の面で頑張れる生徒さんを引き受けようというねらいではないでしょうか。


さて、エトワール入試を受験した方は、合格結果に、以下のような種類があります。
     ○関学コース合格
     ○ヴェルジェコース合格
     ○ヴェルジェプロジェクト合格
     ○エトワール∨・K合格

このうち、「エトワール∨・K合格」を得た生徒さんは、次のような権利を得ます。
     ○ヴェルジェコース志願者 …特待生として入学出来ます。特待生はヴェルジェプロジェクトとしての入学になります。
     ○関学コース志願者  …ヴェルジェでの特待生入学か関学コース(特待は適応しません)での入学か選択できます。

つまり、関学も含めて、幅広い学校への進学もねらえるヴェルジェプロジェクトの特待生制度入試ということができるでしょう。
初日の午後入試ということから、他校を受験しての併願者も多くあるでしょうから、必然的にレベルはあがるものと思われます。



一方で、ぜひ、帝塚山学院に入学したいという生徒さんに朗報なのが、W出願に対する10点の加点。
実際、両入試を受験するということは、他校との併願が難しく、実質的に併願と考えられます。
その熱意に応えていただけるシステムです。

学院とすれば、そういった熱心な方を迎えられるメリットもあります。


こういった改革は、学院の指導体制や指導コースの進化と深く結びついているように思います。
学院の方針を形にした入試改革だということができるでしょう。


追記---------------------------------------

実は、これ以外にもたくさん、お伝えしたいことがある説明会でした。
今後、機会を見て、ご報告をしてゆきます。

もう一つ。

告白しますが、私は、説明会冒頭の、山本理事のお話しの密かなファンです。

おそらく、かなり練り込んだ原稿を作られ、会に臨んでおられるように思います。

以前、学院でうかがった「北上の岸辺…」のお話しも、今日の「暑い夏~高校野球~宮沢賢治~果樹園~学院」と、流れるようにつながるお話しも、どう展開するのか、興味深く聞かせていただきました。
そういった、「流れ」を見渡し、作り出せる方が理事でおられるということは、学院にとって、大きな力ではないでしょうか。

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◎  帝塚山学院泉ヶ丘:「即日」合格発表を「翌日」へ 

入試日程は短期化が進むばかり。
午後入試の隆盛に加え、合格発表~入学手続きの短期化もぐんぐん加速してきています。
つまり、入学試験が実施された当日の夜には、webで合否を発表。
それから日をおかずに入学手続きをするという流れです。

こういった日程の場合、入試当日に結果が判明するわけで、第1進学希望に合格した生徒さんは入試が早く終結しますし、翌日に他校の併願を構えている生徒さんにとっては、翌日の動きが決まるということで、戦略が立てやすいわけです。

さて、帝塚山学院泉ヶ丘も、今春までそういった日程でテストを実施してきたわけですが、来春からはこれを変更します。
具体的には、「試験実施の翌日に発表」ということになります。

以下が、帝塚山学院泉ヶ丘の入試日程の概要です。

1 帝塚山学院泉ヶ丘 1次入試 1/18(土) 8:20集合
約120名(全期間で医進40、特進A80、特進B40)
出願期間 発表 手続き最終日
12/16-1/16 1/19(日) 専願=1/19、併願1/20
2 帝塚山学院泉ヶ丘 2次入試 1/19(日) 8:20集合
約30名(全期間で医進40、特進A80、特進B40)
出願期間 発表 手続き最終日
12/16-1/19 1/20(月) 専願=1/20、併願1/21
3 帝塚山学院泉ヶ丘 後期入試 1/20(月) 15:30集合
約10名(全期間で医進40、特進A80、特進B40)
出願期間 発表 手続き最終日
12/16-1/20 1/21(火) 1/22(専併区分なし)
※試験科目を含め詳細は各学校発表の要項・入学願書でご確認下さい
※出願期間は、窓口・郵送の別があります。また、土日祝は休みの場合もあります。
※発表の期日について複数ある場合は一番はやいものを記載しています。
※手続き日については、最終の期日を記載しています。


上記の日程でわかるように、1次試験と2次試験のW出願をした場合、2次試験開始後に1次試験の開始がわかるということになります。

つまり、1次+2次はセットと言ってもいい。
どうしても帝塚山学院泉ヶ丘に入学したいという「専願」希望者にとっては、問題ないシステムかもしれません。
しかし、1次の結果を見た上で、2次試験で他校に挑戦するとか、1次で思うようなコースに踏みとどまれなかったため、二日目に他校を受験するといったような受験は難しくなります。
その場合は、初日を帝塚山学院泉ヶ丘で受験し、その結果を待たずに他校を受験するとか、初日のほうが合格可能性が高いのが普通ですから、他校を受験しておいて、2日目に帝塚山学院泉ヶ丘を受験するという形になるでしょう。

かつては、「併願」を希望する方はそういった動きをしてきたわけです。
つまり、初日の結果が不明のまま、翌日に他校を受験するといった受験生もかなりおられました。

ただ、そのころは、他校もそれを見込んだ入試日程を組んでいたわけです。
昨今の中学校の入試日程を見ると、「初日終結型」が増えている。
そういった状況の中では、やはり受験計画の工夫が求められるわけで、受験生の保護者の方は悩みが増えそうです。

なお、帝塚山学院泉ヶ丘では、1次・2次を専願で同時出願した場合のみ、2次入試の検定料を免除するとのこと。

帝塚山学院泉ヶ丘は、そもそも「専願」「併願」を設けて入試を実施しているわけですが、「1次・2次の専願同時出願」者は、いわば「専願中の専願」といえるわけで、合格者数の読みがしやすい。
また、当然、学校生活に対するモチベーションも高い生徒さんを確保できるはずで、そういった面のメリットも考えているのかもしれません。

さらに大きな視点で見ると、「入試日程の短期化」に楔を打った形になります。
来年度以降のターニングポイントになるのでしょうか。


◎  向上の「きっかけ」を作ろう! 

ピアノを習っている生徒さんが、「1日練習を休むと3日分遅れるよ」と聞いてきたとのこと。

私は、ピアノを習ったことはありませんが、そうだろうなぁと思います。
「1日分」や「3日分」がどういったものか難しいですけれど、単純に「後退」してしまう可能性は大きいと思います。
特に、「基本技能」の部分ではその影響が大きいでしょう。



勉強においても同様です。
毎日の研鑽が、大きな成果を生み出すのは間違いないことです。

ところが、いつ「伸びる」のかというと、よく出来ず、判断が難しい。
努力の量や学習時間に比例して実力が伸びないからです。

毎日、勉強を続けていてもぐんぐん伸びる時期が来るかと思えば、鳴かず飛ばずの「停滞期」も必ずやってくる。
その繰り返しで、長い期間でみてみると、成績は向上しているのですが、停滞しているときは大変です。
なんとか、向上のきっかけはないものでしょうか。





おそらく、この「停滞」の原因には何種類かあり、ひとつは、やる「気分」と学習をするという「行動」、「やるべきこと」と「やりたいこと」、「必要な学習時間(学習環境)」と「実際の学習時間(学習環境)」が合致していないような、「バランスを崩したことで訪れる停滞」です。



こういった停滞には、気分転換ではなく、「気分刷新」が効果的な場合があります。


例えば…
  新しいノートや筆記用具を準備してみる
  机の周りを整理する
  学習場所を変えてみる
  学習時間を変更してみる

  目標校を見学する
  目標校の先生のお話をうかがう

  目標を紙に書いて張り出す
  時間を区切って(終わりの時間を意識しながら、○○分でやろうと思いながら)勉強してみる
  正答率などの点数を出して前日と比較する
  学習を始めるときに計算問題など、きまった「儀式」を行うように決める

  家族に「今から勉強する!」宣言をして、勉強を始めるようにする(もちろん応援してください)
  家族全員で、各自が机に向かう時間をそろえ、「勉強・デスクワーク時間をつくる」

                          など…。



こういった「きっかけ」は意外と小さなところにあるはずです。
晩ご飯に好物が出てくるだけでも、気持ちは前向きになるものです。

そこは、ご家族の工夫次第。
「頑張れ!」と声をかけるよりも、はるかに効果的な場合もあるかもしれません。

◎  進化する清風を実感! 塾対象説明会に参加しました 

「定例」「定形」ということがあります。

今日、参加させていただいた清風中学校の説明会ですが、式次第については、どちらかと言えば例年通り。
理事長先生のご挨拶があり、校長先生が学校の内容を説明し…、といった流れです。

しかし、毎年感じることですが、「指導内容が進化」し続けています。


清風中学校では、様々にオリジナルの指導を行っておられますが、今日の説明会では、「読書・論文指導」について詳しく説明していただきました。
こういった指導が始まった当初は、「こんなにていねいに添削をしていただけるのだ」という驚きだけでしたが、最近は、その出題の方法や、学年や時期に合わせた作問の工夫など、非常に研究されたものになっているように思います。
おそらく、摘み取りがしっかりしており、その反映をきちんとされていること、また、指導の方法・方針が徹底しているということが、こういった「進化」の理由でしょう。

「現在、教育において最も必要とされているのは[根拠のある主張を表現する力]である」

これは、「清風中学 読書・論文指導の紹介」と題されたパンフレットの中の言葉ですが、まさに、その視点は正しく、世の中で活躍する人材を育むために必要なことだと思います。


これ以外にも、今日の説明会ではいろいろと勉強させていただきました。

清風の考える「宗教教育」のあり方などの、指導に関する考え方。
中学校の総授業時間数が、標準的な公立中学の3045時間に対し、3834時間もある(英語=420⇔723!、数学=385⇔651!)などのハード面。

何よりも、校長先生をトップにした、先生方のお力の総和を感じさせる会場運営など、これまでの清風の雰囲気をより深めたかのような、しかし、新しい風が随所に感じられました。


いよいよ校舎の建て替えも始まりますが、「仏(仏像)」より先に、しっかりとした「魂」が生まれているようです。

◎  定形問題を解けるだけでは合格しない 

随分、涼しくなりました。
「台風一過の青空」とはいきませんでしたが、夏期講習の暑さから比べると、快適です。

さて、中学受験を目指す皆さんにとって、勉強の面で「やらなければならないこと」というのは、かなり明確です。
例えば算数の場合は、どの問題集・参考書を見ても、小学校内容はもちろん、中学入試独特の問題まで、似たり寄ったり。
他の教科も大差ありません。

もちろん、それらをマスターするのが大変で、毎日の小さな積み重ねが必要なわけです。

でも、それらの問題解けるだけでは、目標校への合格はまだまだ遠いのです。

入試という、1日だけの、1回だけのチャンスをしっかりつかむためには、時間内にどうテストをやりこなすかという工夫と技術が必要です。
また、入試日程全体を、できるだけ良好なペースで走り切るだけの体力・気力も必要。

それから、何よりも、「未知の問題」を理解し、解きこなす、「問題把握+解決力」が必要です。

私が塾で指導させていただくようになった数十年前に、「大阪の入試は、電話帳(全国の中学入試問題をまとめた問題集)をやっとけば、だいたい合格できる」とおっしゃた先生がありました。
つまり、たくさんの問題にあたっておれば、入試で出題されるのはその「類題」みたいなものだから、合格点は確保できるというわけです。

確かにそういう傾向はあったかもしれませんが、その「電話帳」も数年前に姿を消しました。
何よりも、各中学校がしっかりとした問題を作問するようになってきたことが一番の変化かもしれません。

中学受験を志して、学習をスタートした時から、「この問題はわかった。じゃあ次は?」といった繰り返しが始まります。
その連続の行方には、実は「未知の難問」が息を潜めて待ち構えているということを、少し意識しておくことも大切かもしれません。

憧れの目標校の先生は、未来の教え子のために、いろいろと工夫を重ねて作問されているはず。
ぜひ、その期待に応えましょう!





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