南大阪 中学受験地図

堺市北野田にある航路開拓舎の日常と、南大阪を中心に中学受験の状況と、それに関する気になる話題を取り上げます。

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◎  申し込みはこちらから!全国統一小学生テスト 

航路開拓舎では、テスト前の予習会・当日の保護者会・テスト終了後の見直し勉強会&成績報告会を、すべて無料で実施します。
ぜひ、ご参加下さい。

申し込みは以下のリンクからお願いします。

(航路開拓舎 堺市・東区校:南海高野線北野田駅北西交差点北側スグ 072-230-2301)
(航路開拓舎 上本町校:大阪市天王寺区近鉄上本町駅から南へ300m 青山ビル本館3F 06-6777-7707)

航路開拓舎 上本町校(PTC 私立中高生指導センター内)の試験会場は、大阪国際交流センターとなります。

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なお、以下の画像をクリックしていただくと、概要をご覧いただけます。

全国統一小学生テスト申し込みバナー
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◎  大学生よ!勉強しよう! 

航路開拓舎では、中学受験を中心としたクラス指導と、完全1対1で行う個別指導を実施しています。
個別指導で活躍してくれている講師のみなさんは、大学生や大学院生。
ありがたいことに、かつて塾生だった生徒さんが、講師として参加していただくこともあり、ひとりひとりの生徒さんを見つめて頑張ってくれています。

この春にも新しい講師にお願いし、研修の真っ最中。
こうやって入ってきてくれた講師の皆さんも、数ヶ月で慣れてきて、1年間経験すると、ずいぶん余裕も出てきます。
3年間続けてもらえると、例えば中1が中3になり、高校受験を経験するわけで、講師としても一人前…と言いたいところですが、最近は、それが少々難しいのです。

原因は、「就活」

3回生になると就活が大きなテーマとなり、中には、そちらに注力するために、大学の勉強の量を減らす方も出てきます。


大学を、社会に出る前段階とすれば、当然、その準備が必要なわけですが、一方で、「社会に出て活躍できる経験と学力」も必要なはずです。
長期にわたる就活で、学業のバランスを乱す学生がいるのは事実。
企業としては、早期に優秀な生徒を確保できるとか、選択・選考期間を長くすることで、じっくり互いのことを知って雇用できるとか、良い面もあるのでしょう。
しかし「学生の本分は?」ということも考えたい。


そんな中、支持率抜群の安倍首相が「就活繰り下げ要請へ」との記事。

以下、引用の上、要約しました。

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安倍首相、就活繰り下げ要請へ=経済界トップときょう会談
   時事ドットコム(2013/04/19-09:13)
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首相は19日経済3団体のトップと会談し、より長く学業に専念させるため、就活の解禁時期を遅らせるよう要請。
「エントリーシート」の受け付けを現在の「3年生の12月」から3カ月遅らせ、面接など選考活動は「4年生の4月」から「4年生の8月」に繰り下げることを求める。
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経済3団体は受け入れの方向とのことで、「現在の3年生の12月からの後ろ倒しが確実」と産経ニュース
また、学業に専念できる時間は増えるが、実際は「通年採用」制度を取り入れる会社もある、中小企業の採用検討期間が短くなる等の問題点を指摘するのは、毎日jp


制度を変えることで、万人にとって利益となる…なんて、まず、期待できない。

入試に似て、「一人ひとりが、自分の就職の形をしっかり考える」ことこそがポイント。
その力をつけることが一番求められるのかもしれません。



◎  10年で難関大進学者が増えた学校(大阪) 

サンデー毎日(4.21特大号)に、「過去10年で難関大合格者を増やした進学校」という記事。
10年前の進学者数と比較して、何人増えたのかということで、西日本・東日本の上位15校が上がっていました。

西日本版で対象となったのは、以下の大学

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東京大学・京都大学・北海道大学・東北大学・名古屋大学・大阪大学・九州大学・神戸大学・大阪市立大学
早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学・関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学
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最近、伸びてきた学校が客観的にわかるデータだと思います。
そこで、紙面に掲載されていた表から、大阪の高校にしぼって、以下のように表を再構成しました。

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表の見方
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  ・種別…公立か私立かの別、また、公立の場合は、文理科を持つTop10には「10」、普通科には「普」
  ・2013年卒業者数…同誌の他のページに記載されていた数値を引用しました
  ・対2013年卒業生割合…「合格者数÷卒業生数」を南十字☆が計算しました
      京阪神+市=京大・阪大・神大・市大への合格者数の合計÷卒業生数
      関関同立=関関同立への合格者数の合計÷卒業生数
         ⇒学校の規模による合格者の多少を考慮できる数値です。

種別 学校名 2013年
卒業者数
難関大合格者数 増加数 対2013年卒業生割合
2003年 2013年 全体 京阪神+市 関関同立
公立・大阪・10 茨木 319 545 836 +291 262.1% 44.5% 210.0%
公立・大阪・10 大手前 354 409 615 +206 173.7% 41.2% 97.7%
公立・大阪・10 豊中 358 443 620 +177 173.2% 21.8% 146.4%
公立・大阪・普 泉陽 399 296 507 +211 127.1% 7.8% 119.3%
私立・大阪 関西大倉 503 319 598 +279 118.9% 9.7% 104.6%
公立・大阪・普 箕面 350 150 325 +175 92.9% 4.0% 88.0%
公立・大阪・普 三島 358 147 313 +166 87.4% 0.8% 85.8%
私立・大阪 大阪桐蔭 713 407 600 +193 84.2% 14.4% 63.0%


紙面とは違って、「対2013年卒業生割合」でソートしています。

上位は、Top10から3校。
続いて普通科の泉陽という結果に。

茨木については、同志社が57→201、立命館が172→295へと大躍進。
市大も10→29とほぼ3倍増ですが、京大は23→13と減らしています。

大手前は、同志社で45→121と目立っていますが、他はまんべんなく増加しているようです。
京大も21→35と増加。

同様に豊中も同志社で44→130と増加。
他は減か微増という結果。

泉陽は傾向が違い、関関同の3校で伸ばしています。
関西大108→220、関西学院59→112、同志社28→69と、それぞれ躍進。
国公立では阪大が3→11ですが、他は大きな変化はないようです。

茨木が同志社+立命館で伸ばし、泉陽で立命館が伸びていない(67→75)のは、単純にロケーションの問題。
泉陽のある堺あたり、つまり大阪南部から立命館(京都・滋賀)に通うのは大変ですから。


注意したいのは10年前と比べると、関関同立については「センター利用」(願書は出すが、実際に試験を受けることがなく、センター試験の結果で合否を判定する方式)での受験者が増えているということもあるでしょう。
ただ、そういったレベルの大学を「受けよう」と考え、実際に「受験する」ことができるレベルになって「合格できた」生徒が表のような人数いる学校だということはしっかり見ておく必要があります。



さて、もう一つ考えたい。

それは、公立と私立の差。
かつては関関同立への合格をお家芸のようにしていた私学もあったわけですが、現在は、当時ほどの差はありません。
私学の個性に公立が追いついてきたとも言えるわけです。
さらに、授業料の実質無料化なども、そういった脱「私学の個性」に拍車をかけています。

こういった事態に危機感を持つ学校は、先の四天王寺の「医志コース」に見られるように、私学でなければできないことを見出そうとしているわけです。

「私立に進学する」「公立に進学する」ということの境界線が、ともすれば曖昧になってきた。
私学自身、私学の個性化をもう一度考える時期でしょうし、受験生の保護者の方も、しっかりとした視点を持って進学先を選択することが求められる時代になってきています。

◎  浪速中学校:2014年度入試関連行事(まとめ) 

各学校の入試関連行事日程の発表が早まる中、浪速中学校でも、来春の入試に向けた行事日程が発表されました。
浪速中学では、2016年に完成する新校舎をはじめ、さまざまな設備が新しくなりつつあります。
そういった面も、確かめることができるように工夫されています。

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■浪速中学校:2014年度入試関連行事
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  》入試説明会
     7月13日(土)14:00から
     9月7日(土)13:00から ⇒体験学習会同時実施
     10月12日(土)13:00から ⇒第1回プレテスト同時開催
     11月10日(日)8:00入校開始 9:00から ⇒第2回プレテスト同時開催
     12月7日(土)13:00から
        ●事前申し込み不要
        ●各回とも個別相談を実施

  》体験系の各種イベント
     体験学習会:9月7日(土)13:00~
        対象⇒小5+小6
     クラブ体験会:9月28日(土)14:00~
        対象⇒小6生のみ
     プレテスト
        第1回:10月12日(土)13:00~
        第2回:11月10日(日)8:00入校開始 9:00~
            対象⇒小6生のみ
        ●事前の申し込みが必要

  》入試相談会・校内見学会
     入試相談会:12月8日(日)14:00~17:00
     校内見学会:12月21日(土)+22日(日)+23日(月・祝)
               13:00~16:00
        ●両方ともに事前予約不要
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浪速中学は、運動場の人工芝化などを進めているそうです。
すでに、完成している武道館などと同様に、クラブ体験の時などにも紹介されるでしょう。



※上記データについては、最終的に学校発表のものでご確認下さい。

◎  「いつやるか?」「今でしょ!!」とはいかない理由 

「もう時間やで!勉強、はじめなさい!!」
「いつまでだらだらしてんの?さっき、7:00からするって言ったやん!?」

こういった「戦い」を繰り返していませんか?


「いつやるか?」「いまでしょ!!」

「はーい!」


というふうにはなかなかいきません。



ちょっと、話題が変わりますが、イチローの打席を思い出して下さい。
モノマネなどでも必ず登場するのが、バットをグルグル回して、渋い顔をしながらバットを立てるポーズ。
必ず、打席前にはそういった動作をします。

また、ゴルフでは「プリショット・ルーティーン (Pre-shot routine)」というものがあるそうで、例えば、グリーン上でカップを狙うときに、ボールの手前で素振りをし、立ち位置を変えて、もう一度カップを見て、それから打つというような、「ボールを打つ前の一連の動作」のことらしい。

さらに、「入眠儀式」というのもあります。
みなさんは、いかがでしょうか。
寝る前に、きまって何かをしませんか?
「歯を磨く」「パジャマに着替える」「水を飲む」などはもちろん、「日記を書く」「明日の鞄の中身を点検する」などもあるかもしれません。


これらはすべて、「ある行動」をする前に「ある一連の流れで決まった行動」をする例です。

寝る前の行動は、寝るための「きっかけ」となる行動です。
また、イチローの例や、ゴルフの例は、さらに「良い成果を生むために」「集中力を高める」効果もあるでしょう。

「ある成果」を期待するには、それなりの準備が必要なわけです。


これを家庭学習に応用してはいかがでしょうか。

例えば、19:00から勉強を始めるなら、まず「始める前の行動」をいつでも同じにしてみるのです。

  》お子さんと一緒に、温かい飲み物を落ち着いて飲む
  》学習予定のテキストやプリントをまとめて、点検する
  》照明を変える
  》静かな音楽を流すために、CDをセットする

そういったいくつかの行動を組み合わせてこなす間に、勉強への気持ちを少しずつ高めていってはどうかとおもいます。


先のイチローの例ですが、実は、「朝、起きてから打席に立つまで」の行動がすべて準備になっているとのこと。
本当かどうかはわかりませんが、朝食は必ずカレーで…といった話も伝わってきます。
打席に立つ時間は、ほんの数分間。
しかし、そのために1日の大半を準備に使っているのです。

そこまでしなくても、勉強を始める数時間前から、ちょっとずつ、気持ちを作ってあげることが必要かもしれません。


「早く始めなさい!」といった叱責だけが、勉強へのきっかけとなっているとすると、確かにお子さんのやる気に影響するような気がします。




◎  「医志コース」 四天王寺:コース改革の影響は? 

先日からお伝えしている四天王寺中学校の「医志コース」新設のニュース。
まだまだ、詳細は伝わってきていませんし、受験生の動向もわからないわけですが、おそらくその影響は小さくありません。

かつて四天王寺中学は、「英数」「標準」の2コース編成でした。
このころ、四天王寺の英数といえば、女子のトップ層が目標とする、かなりスペシャルな存在。
現在、標準コースがなくなり「英数I」「英数II」というコース編成ですが、以前、明星がコース編成をなくしたために受験生の勢いを失ったのに似て、以前ほどのブランド力がなくなっているように思います。
今回のコース編成の再構築は、そういった状況に「喝!」を入れ、学内はもちろん、受験生に対しても、四天王寺が目指すところを明示するということになりそうです。

この影響は、まず、女子校に及ぶと思われます。

特に、影響が考えられるのが、大谷医進コース
大谷は、今春、午後入試の導入にともなって、多くの受験生を確保したわけですが、この午後入試を活用した受験生の中には、四天王寺との併願者が少なからずありました。
そういった受験生にも影響をあたえる可能性が大きい。

ただ、女子の上位校で医歯薬系を明確に目指すコースが生まれることで、午前に四天王寺医志コース、午後に大谷の医進コースという流れが生まれるかもしれません。
これについては、四天王寺が午後入試を行うということになれば、一層、複雑な状況になるのですが、今のところ、そういった情報はありません。


さらに、注目しておきたいは、清風南海への影響。

最近の五ッ木・駸々堂の結果を分析してみると、清風南海の女子は、人数・人気ともに上昇傾向にあるように思います。
つまり、上位校を目指す女子が増えてきている。
しかも、清風南海の受験者は従来から医歯薬系を希望する受験生の比重も高い。
そういった生徒さんが、もし、四天王寺に流れれば、清風南海の難易度にも、影響をあたえることになります。



かつて、相次いで「医進」コースが作られた時期がありました。
一部の学校では、現在もその名称を使用しながら「理系のトップ校を目指すコース」へと、本来の位置づけから変更した学校もあるように聞いています。
また、初芝富田林は、「III類」という名称に変更し、理系にこだわらず、私大・国公立大のトップ校を目指すコースに衣替えしました。

そういった流れにとらわれず、これまでも医歯薬系へのしっかりした実績を持つ四天王寺が、あらためて「医志コース」を設置するというのは、なかなかに「リアル」な感じがします。
今後の受験生の評価=動向を見る必要がありますが、上位校の変更・変動は、その他の学校へも少なからず波及するわけで、受験を前提にしている皆さんはもちろん、そうでないみなさんも、十分、注目しておく必要があります。


※四天王寺中学のHPで、リーフレットが公開されています。リンクはこちらから。pdfファイルが開きます。

◎  四天王寺中学「医志」コースを新設 

女子トップ校の改革は、どのような影響をもたらすのでしょうか。
本日、学校が作成したリーフレットを入手出来ましたので、これに基づいて、概要をお伝えします。


四天王寺中学校は、平成26年度入試から医歯薬系学部への進学に特化した「医志コース」を新設。
35名×1クラスの募集を行うとのことです。

これまでの「英数Iコース」「英数IIコース」に加え、3コース体制になるわけですが、旧来の英数コースも「さらに進化させ」るとのこと。
「進路目的に応じて徹底した学習指導を行」うということですから、3コース化に伴い、様々な変化があるようです。



もう少し詳しく見てみましょう。


まず、募集定員に関して。

以下は、今春(H25年度)の募集人数です。
  英数Iコース … 120名(40名×3クラス)
  英数IIコース … 135名(45名×3クラス)

それが、来春(H26年度)は以下のようになります。
  英数Iコース … 120名(40名×3クラス)
  英数IIコース … 90名(45名×2クラス)
  医志コース … 35名(1クラス)

募集人員の合計数が255名から245名へ、若干の減となります。




次に、新コースごとの指導目標です。

  》医志コース
    人を救う心の教育を大切に実践し、医学・薬学などの医療関係への進学を志す。
      進学目標:医歯薬系学部

  》英数IIコース
    高いレベルで学習の深度を深め、最難関国公立大学への進学を目指す。
      進学目標:文系・理系の最難関国公立大学 医歯薬系学部にも合格可能

  》英数Iコース
    基礎を固めてから応用力の充実へ。難関国公立大学への進学を目指す。
      進学目標:難関国公立大学

両英数コースについては大きな変更はないようです。



なお、気になる選抜方法ですが、この点は、これまでと大きな変更はないようです。

受験のポイントとして以下の箇条書きがあります。
  ●「医志コース」志願者は、「英数IIコース」「英数Iコース」への変更合格可能です。
  ●「英数IIコース」志願者は、「英数Iコース」への変更合格可能です。

「変更合格」という表現ですが、これは、一般的には回し合格のことだと考えられます。
つまり、「医志コース」に出願した生徒さんがその合格点に達してない場合、もし、英数IIコース(あるいは英数Iコース)の合格点に達していれば、そのコースに合格できるということです。


入学後にも、中2・中3進級時にコース変更の可能性が残されており、英数Iコースからは1クラス相当数が英数IIコースへ変更可能。
さらに、両英数コースから若干名の医志コースへの変更も可能とのこと。


今後、詳しい内容がわかってくると思いますが、すでに学校では、今年度の入試説明会・体験学習等の日程を発表済み(リンクはpdfファイル)です。
それを見ますと、早ければ6月後半に、遅くとも9月下旬には、詳細をお伝えできるものと思います。


この変更がどのような影響をもたらすのか、また、受験生にどのように評価されるのか。
そういった点は、また、後日、エントリーしたいと考えています。






◎  速報!!四天王寺中学 新コース設置 

四天王寺中学が 従来の英数I+英数IIに加えて、新たに「医志コース」を新設するとのこと。

高校入試の変更も含めて、改革を進めるようです。


詳細は、後ほどエントリーします。

◎  全国統一小学生テスト:小6生も実施へ 

6月2日日曜日に実施される「全国統一小学生テスト」。
今回で第12回を数えます。

テストの実施方法や対象学年など、毎回、少しずつの進歩を続けてきたこのテストですが、次回のテストでは、小学校6年生も実施。
さらに志望校の合格判定も行うそうです。

主催の四谷大塚には、全国最大規模の受験生を誇る合不合判定テストで培ったノウ・ハウを、ぜひ発揮していただきたいところですが、果たしてどうでしょうか。


普通、合格可能性判定を行うためには、その判定テストを受けた受験生が実際の入試を受け「合格」したのか「不合格」したのかのデータを蓄積する必要があります。
ところが、これまで、そういったデータはありません。

もちろん、これまでに全国統一小学生テストを受験した生徒さんが、中学受験に挑戦したケースがあります。
私どもの塾からもそういった生徒さんがあるわけですが、今まで、統一テストは小学校5年生までの実施。
5年生の6月と11月に実施したテスト結果と実際の入試結果を結びつけるのは、期間の隔たりが大きく、少々、難しい。

こういったことから考えると、今回の6年生の合格可能性の判定は、「結果の読み取り」が難しいと思われます。


さらに注意したいのは11月のテスト。

全国統一小学生テストは11月3日に予定されています。
ところが、例年、11月3日は清教学園・帝塚山学院泉ヶ丘両中学校のプレテストの実施予定日です。
統一テストと重なるわけで、大阪南部の受験生は、統一テストの受験が難しい方も出るかもしれません。

もちろん、受験校の決定は、ひとつのテストだけで決定できるものではありません。
テストの成績は、あくまでもテスト当日の瞬間風速です。
テスト受験後にも成績の変化はあるわけです。

また、実力テストの問題傾向が、第一進学希望校の出題傾向と合致しているということは、まずありません。

そういった意味でも、テスト結果はあくまでも参考資料。
受験校の決定は、総合的な判断で行う必要があります。

ぜひ、普段からの努力を見ておられるお通いの塾の先生に、よいアドバイスを貰って下さい。


◎  四天王寺学園:いよいよ始動 

来春開校予定(設置認可申請中)の四天王寺学園中学校ですが、開校予定のリーフレットが公開され、概要が見えてきました。

校地は、四天王寺学園小学校であり、四天王寺学園「高等学校」も計画中とあり、小~中~高の12年間一貫教育も可能な環境です。

実際、コースと募集人数に関しては以下のとおり。

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 中・高一貫コース…35名×2クラス
 小・中一貫コース…内部進学2クラス予定
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外部募集は70名ということでしょうか。


気になるレベルですが…

   1クラス35人学級
   週37時間授業
   放課後個別指導(教員+チューター)
   e-トレーニング(IT方式の個別学習)
   長期休暇中特別講習
   全教室電子黒板

上記のようなシステムに加え「最難関大学を目指す中・高一貫コース」という表現があります。
現在の、四天王寺中学校と同じようなレベルを目指しているようです。

実際は、今後の受験生の動向によるわけですが、五ッ木・駸々堂の結果なども注目する必要があるでしょう。

なお、これに伴い平成26年度から四天王寺羽曳丘中学校は募集停止になるようです。
さらに29年度には高校の募集を停止し、31年度まで指導継続の見込みです。

といっても、この四天王寺学園中学校を四天王寺羽曳丘中学校の「移転」と見ることは難しい。
そういった点からもレベルが注目されます。


この四天王寺学園中学校の開校にくわえて、大阪・島本町での西大和学園による新校開設や、堺の泉ヶ丘に共学として移転した東大谷の中学校併設などが実現すると、大阪の入試状況は大きく変化することは必至。
おそらく、各校とも共学になるでしょうから、単学、特に女子校の巻き返しが強く望まれるところ。

また、これまで大阪市内に集中していた感のある受験生の志向も、大阪周辺部へ広がることになり、受験生の動きそのものにも変化が出てくることでしょう。

さらに注目したいのは、四天王寺学園、大谷学園、西大和学園といった大学を持つ学園が、それぞれ動き始めていること。
これに加え、帝塚山学院も住吉の学院と泉ヶ丘との連携を深めているようですし、立命館との提携がますます深まる初芝学園も注目したい。

受験生にとっては、一つ一つの学校が気になるわけですが、実は、学園間での関係にも注目しておく必要があるようです。


四天王寺学園中学については、今後、詳細な情報が出てくると思いますので、また、エントリーします。


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