南大阪 中学受験地図

堺市北野田にある航路開拓舎の日常と、南大阪を中心に中学受験の状況と、それに関する気になる話題を取り上げます。

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◎  全国学力調査 全員賛成!とはいかないようで… 

「新たな義務教育の質を保証する仕組みを構築するため、国の責任により義務教育の結果の検証を行う観点から、全国的な子ども達の学力状況を把握する全国学力・学習状況調査」
少々長いですが、これが、文部科学省の全国学力調査のHPに掲げてある、学力調査の目的です。

この全国学力調査は、国勢調査のように、全国で一斉に全員が…、というような調査ではありません。
国公立では、愛知県の犬山市の教育委員会が「調査が教育理念にあわない」との理由で、唯一、参加を見送っています。

また、私立の参加については、全国の私立の62%しか参加していない。
特に東京では、参加割合が21%と低く、また、その理由が「自校で、独自のカリキュラムを採用しており、学習進度が違う。」「学力の調査は、自前で実施している。」「調査の必要性を感じない。」「東京の私学は模擬試験などで順位がわかっている。」といった理由。
結局、「授業に当てたい」というのが本音のようです。
私立の難易度の順位をつけることが、このテストの目的ではないのですが…。
調査の必要性は、私立が感じていなくても、国が感じているわけで、なるべく幅広いデータを得ることで、それだけ判断の材料が豊富になるはずですが、それに協力することは出来ないということでしょうか。

教育改革を求める声が高まってはいますが、やはり、国民的コンセンサスは不十分なのでしょうか。



また、全日本教職員組合は「子供と学校の序列化をすすめる」「個人情報保護の観点から問題がある」との理由で、中止を申し入れたということです。
こういった調査が実施されると、必ず「序列化」に関する意見が出るのですが、得点なり偏差値なり、何らかのデータを出すと、数値の多い・少ないが出るのは当たり前。
問題は、それをどう読むかです。
仮に、順位が低いとなったら、それは何らかの対応が必要ということではありますが、そのこと自体が、「悪」でも何でもありません。

いつも引き合いに出しますが、民間ならどうでしょう。
全国的展開をしている会社が、顧客の満足度なりを調査し、支店ごとに順位がついたとします。
どこかの支店は当然、最下位になる。
その原因は、顧客でしょうか。
まず、その支店のあり方が問われるのは当然のこと。
ただし、くれぐれも申しますが、それはけっして「悪」でもなんでもない。
問題は、そうわかったときにどう対処するかということのはずです。
もちろん、民間の場合は撤退ということが可能で、公立にはそれは許されませんから、それなりの厳しさはあるわけですが。

「序列化はだめ」という意見には、実は様々な意味が込められてはいると思いますが、生徒指導をするためには、必ず「比較」によって、個々の生徒の特徴を(良い面も悪い面も)きちんと際立たせることが必要だと思います。
その「特徴」をつかんで指導するのが、現場に立つ先生の醍醐味ではありませんか?









[参考リンク]


asahi.com ― 全国学力調査、東京私立の参加率2割止まり(2007年02月16日21時16分)


asahi.com ― 全国学力調査、公立は犬山市を除き参加 私立は約6割(2007年02月16日10時50分)


asahi.com ― 全教、全国学力調査の中止申し入れ 文科省に(2007年02月16日19時30分)


全日本教職員組合 ― 「全国一斉学力テストにかかわる緊急の申し入れについて」(2007/02/16)




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◎  全国学力調査 全員賛成!とはいかないようで… 

「新たな義務教育の質を保証する仕組みを構築するため、国の責任により義務教育の結果の検証を行う観点から、全国的な子ども達の学力状況を把握する全国学力・学習状況調査」
少々長いですが、これが、文部科学省の全国学力調査のHPに掲げてある、学力調査の目的です。

この全国学力調査は、国勢調査のように、全国で一斉に全員が…、というような調査ではありません。
国公立では、愛知県の犬山市の教育委員会が「調査が教育理念にあわない」との理由で、唯一、参加を見送っています。

また、私立の参加については、全国の私立の62%しか参加していない。
特に東京では、参加割合が21%と低く、また、その理由が「自校で、独自のカリキュラムを採用しており、学習進度が違う。」「学力の調査は、自前で実施している。」「調査の必要性を感じない。」「東京の私学は模擬試験などで順位がわかっている。」といった理由。
結局、「授業に当てたい」というのが本音のようです。
私立の難易度の順位をつけることが、このテストの目的ではないのですが…。
調査の必要性は、私立が感じていなくても、国が感じているわけで、なるべく幅広いデータを得ることで、それだけ判断の材料が豊富になるはずですが、それに協力することは出来ないということでしょうか。

教育改革を求める声が高まってはいますが、やはり、国民的コンセンサスは不十分なのでしょうか。



また、全日本教職員組合は「子供と学校の序列化をすすめる」「個人情報保護の観点から問題がある」との理由で、中止を申し入れたということです。
こういった調査が実施されると、必ず「序列化」に関する意見が出るのですが、得点なり偏差値なり、何らかのデータを出すと、数値の多い・少ないが出るのは当たり前。
問題は、それをどう読むかです。
仮に、順位が低いとなったら、それは何らかの対応が必要ということではありますが、そのこと自体が、「悪」でも何でもありません。

いつも引き合いに出しますが、民間ならどうでしょう。
全国的展開をしている会社が、顧客の満足度なりを調査し、支店ごとに順位がついたとします。
どこかの支店は当然、最下位になる。
その原因は、顧客でしょうか。
まず、その支店のあり方が問われるのは当然のこと。
ただし、くれぐれも申しますが、それはけっして「悪」でもなんでもない。
問題は、そうわかったときにどう対処するかということのはずです。
もちろん、民間の場合は撤退ということが可能で、公立にはそれは許されませんから、それなりの厳しさはあるわけですが。

「序列化はだめ」という意見には、実は様々な意味が込められてはいると思いますが、生徒指導をするためには、必ず「比較」によって、個々の生徒の特徴を(良い面も悪い面も)きちんと際立たせることが必要だと思います。
その「特徴」をつかんで指導するのが、現場に立つ先生の醍醐味ではありませんか?









[参考リンク]


asahi.com ― 全国学力調査、東京私立の参加率2割止まり(2007年02月16日21時16分)


asahi.com ― 全国学力調査、公立は犬山市を除き参加 私立は約6割(2007年02月16日10時50分)


asahi.com ― 全教、全国学力調査の中止申し入れ 文科省に(2007年02月16日19時30分)


全日本教職員組合 ― 「全国一斉学力テストにかかわる緊急の申し入れについて」(2007/02/16)




◎  「できる」と「わかっている」の違い 

入試も終結し、現在は新学年の準備として、毎日の授業を行っています。
この時期のひとつの喜びは、まだまだ幼い低学年の生徒さんたちが入塾してくること。
とても素直ですし、何にでも興味を持ってくれますし、私のオヤジ・ギャグすらめずらしいようです。

授業に参加したてのときは、子供たちの能力を知るために、何種類かの演習をしていただいて、環境にも慣れてもらいます。
その中で、最近、心配なのが、「できる」と「わかっている」を、きちんと区別して勉強してきた子供さんが少なくなっているように感じることです。

小学3年生なら、九九はきちんと暗記できています。
ですから、九九の小テストを実施すると、すらすら解いてくれますし、そのスピードもとにかく早い。
途中で、息を吸うのを忘れているかと思うほどです。

さて、次に、「アメを3個ずつ、7つの袋に入れると、全部でいくつ?」という問題には、「3×7=21」という答え。
「じゃあ、袋が8つあって、そこにアメを2個ずつ入れると全部でいくつ?」と聞くと、元気よく「8×2=16!」という答え。
実は、これは間違い。
8個入りのアメの袋が2袋なら、この式でいいのですが、この問題は、2個入りのアメの袋が8袋なのです。

「結果がでればいいじゃないか」という考えもあるでしょうが、私はここにこだわりたい。
文章内容がどういったことをあらわしているのか、きちんと把握できる力が、算数の力に直結するからです。
量の大小・多少を実感できる力や、手順をしっかり理解できる力がなければ、算数の高度な問題に出会ったときに苦労するのです。

こういったことがきちんと身につくのは、「どうならったのか」という、導入の時期の指導と、「どう身につけてきたのか」という、その後の演習の時期の指導のあり方によります。

確かに「はやさ」と「正確さ」は入試合格のために必須の条件ですが、その前に、理解して解けなければ意味が無い。
学力は「トレーニング」だけで伸びるものではないのです。

ちょっと理屈っぽいですか?
でも、その理屈が大切だと思うのですが…。



◎  「できる」と「わかっている」の違い 

入試も終結し、現在は新学年の準備として、毎日の授業を行っています。
この時期のひとつの喜びは、まだまだ幼い低学年の生徒さんたちが入塾してくること。
とても素直ですし、何にでも興味を持ってくれますし、私のオヤジ・ギャグすらめずらしいようです。

授業に参加したてのときは、子供たちの能力を知るために、何種類かの演習をしていただいて、環境にも慣れてもらいます。
その中で、最近、心配なのが、「できる」と「わかっている」を、きちんと区別して勉強してきた子供さんが少なくなっているように感じることです。

小学3年生なら、九九はきちんと暗記できています。
ですから、九九の小テストを実施すると、すらすら解いてくれますし、そのスピードもとにかく早い。
途中で、息を吸うのを忘れているかと思うほどです。

さて、次に、「アメを3個ずつ、7つの袋に入れると、全部でいくつ?」という問題には、「3×7=21」という答え。
「じゃあ、袋が8つあって、そこにアメを2個ずつ入れると全部でいくつ?」と聞くと、元気よく「8×2=16!」という答え。
実は、これは間違い。
8個入りのアメの袋が2袋なら、この式でいいのですが、この問題は、2個入りのアメの袋が8袋なのです。

「結果がでればいいじゃないか」という考えもあるでしょうが、私はここにこだわりたい。
文章内容がどういったことをあらわしているのか、きちんと把握できる力が、算数の力に直結するからです。
量の大小・多少を実感できる力や、手順をしっかり理解できる力がなければ、算数の高度な問題に出会ったときに苦労するのです。

こういったことがきちんと身につくのは、「どうならったのか」という、導入の時期の指導と、「どう身につけてきたのか」という、その後の演習の時期の指導のあり方によります。

確かに「はやさ」と「正確さ」は入試合格のために必須の条件ですが、その前に、理解して解けなければ意味が無い。
学力は「トレーニング」だけで伸びるものではないのです。

ちょっと理屈っぽいですか?
でも、その理屈が大切だと思うのですが…。



◎  帝塚山学院泉ヶ丘から入試結果発表です。 

平成19年度帝塚山学院泉ヶ丘 1次入試結果==============================================



☆1次の合格者数

































コース名募集定員出願者受験者合格者表面倍率実質倍率欠試者欠試率
医進約 20 名175 名171 名20 名1.59 倍1.45 倍4 名2.3%
特進A約 60 名66 名
特進B約 30 名32 名


☆1次の得点状況(コース別)















































































































コース名科目名配点最高合格者平均合格点
医進国語12010890.1288
算数12010086.0
理科807461.9
社会807460.4得点率
合計400325298.472%
特進A国語1209774.8221
算数1209966.1
理科806954.3
社会806952.4得点率
合計400284247.755%
特進B国語1208564.2207
算数1207552.8
理科806847.1
社会806146.4得点率
合計400219210.552%


☆1次の得点状況(全体)












































全合格者科目名配点全体の平均最高点平均
国語12068.010874.5
算数12057.410065.8
理科8048.87453.6
社会8047.77452.2
合計400221.9325246.2



平成19年度帝塚山学院泉ヶ丘 M入試結果==============================================


☆M入試の合格者数























コース名募集定員出願者受験者合格者表面倍率実質倍率欠試者欠試率
医進約 10 名85 名77 名40 名8.50 倍1.93 倍8 名9.4%


☆M入試の得点状況(医進のみ)

































医進国語15095.5132108.9242
算数15081.1143105.2
理科10062.810071.3得点率
合計400239.5354285.461%


平成19年度帝塚山学院泉ヶ丘 2次入試結果==============================================


☆2次の合格者数

































コース名募集定員出願者受験者合格者表面倍率実質倍率欠試者欠試率
医進約 10 名273 名167 名10 名6.83 倍2.11 倍106 名38.8%
特進A約 20 名43 名
特進B約 10 名26 名


☆2次の得点状況(コース別)















































































































コース名科目名配点最高合格者平均合格点
医進国語12010497.2317
算数12012097.2
理科807569.8
社会807265.2得点率
合計400364329.479%
特進A国語12011083.4278
算数12012090.9
理科807462.2
社会807458.6得点率
合計400320295.170%
特進B国語1209473.4256
算数12010879.5
理科807457.2
社会806355.6得点率
合計400276265.764%


☆2次の得点状況(全体)










































全合格者国語12074.2110 81.8
算数12070.8120 87.9
理科805075 61.5
社会8051.974 58.4
合計400246.9364 289.7


M入試は今年の新設であるとともに、医進コースだけを募集する入試でした。
ですから、大変に特殊な入試だったといえます。

そこで、1次と2次を比較すると、一番目を引くのは、合格最低点の違いでしょう。

------------------------------------------------------------

  1次
     医進  288   特進A  221   特進B  207
  2次
     医進  317   特進A  278   特進B  256
  最低得点の差
     医進  +29   特進A  +57   特進B  +49

------------------------------------------------------------

上記のように、2次試験での合格最低点は、かなり高くなっています。
帝塚山学院泉ヶ丘の場合も、第1希望なら初日入試、2次以降は、以前より難化という傾向にあるようです。
全体の傾向がちゃんと反映されているわけです。

2次難化の傾向は、来年度以降も続くでしょう。

◎  帝塚山学院泉ヶ丘から入試結果発表です。 

平成19年度帝塚山学院泉ヶ丘 1次入試結果==============================================



☆1次の合格者数
コース名募集定員出願者受験者合格者表面倍率実質倍率欠試者欠試率
医進約 20 名175 名171 名20 名1.59 倍1.45 倍4 名2.3%
特進A約 60 名66 名
特進B約 30 名32 名


☆1次の得点状況(コース別)
コース名科目名配点最高合格者平均合格点
医進国語12010890.1288
算数12010086.0
理科807461.9
社会807460.4得点率
合計400325298.472%
特進A国語1209774.8221
算数1209966.1
理科806954.3
社会806952.4得点率
合計400284247.755%
特進B国語1208564.2207
算数1207552.8
理科806847.1
社会806146.4得点率
合計400219210.552%


☆1次の得点状況(全体)
全合格者科目名配点全体の平均最高点平均
国語12068.010874.5
算数12057.410065.8
理科8048.87453.6
社会8047.77452.2
合計400221.9325246.2



平成19年度帝塚山学院泉ヶ丘 M入試結果==============================================


☆M入試の合格者数
コース名募集定員出願者受験者合格者表面倍率実質倍率欠試者欠試率
医進約 10 名85 名77 名40 名8.50 倍1.93 倍8 名9.4%


☆M入試の得点状況(医進のみ)
医進国語15095.5132108.9242
算数15081.1143105.2
理科10062.810071.3得点率
合計400239.5354285.461%


平成19年度帝塚山学院泉ヶ丘 2次入試結果==============================================


☆2次の合格者数
コース名募集定員出願者受験者合格者表面倍率実質倍率欠試者欠試率
医進約 10 名273 名167 名10 名6.83 倍2.11 倍106 名38.8%
特進A約 20 名43 名
特進B約 10 名26 名


☆2次の得点状況(コース別)
コース名科目名配点最高合格者平均合格点
医進国語12010497.2317
算数12012097.2
理科807569.8
社会807265.2得点率
合計400364329.479%
特進A国語12011083.4278
算数12012090.9
理科807462.2
社会807458.6得点率
合計400320295.170%
特進B国語1209473.4256
算数12010879.5
理科807457.2
社会806355.6得点率
合計400276265.764%


☆2次の得点状況(全体)
全合格者国語12074.2110 81.8
算数12070.8120 87.9
理科805075 61.5
社会8051.974 58.4
合計400246.9364 289.7


M入試は今年の新設であるとともに、医進コースだけを募集する入試でした。
ですから、大変に特殊な入試だったといえます。

そこで、1次と2次を比較すると、一番目を引くのは、合格最低点の違いでしょう。

------------------------------------------------------------

  1次
     医進  288   特進A  221   特進B  207
  2次
     医進  317   特進A  278   特進B  256
  最低得点の差
     医進  +29   特進A  +57   特進B  +49

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上記のように、2次試験での合格最低点は、かなり高くなっています。
帝塚山学院泉ヶ丘の場合も、第1希望なら初日入試、2次以降は、以前より難化という傾向にあるようです。
全体の傾向がちゃんと反映されているわけです。

2次難化の傾向は、来年度以降も続くでしょう。

◎  「能力」は多面的に判断すべき。実は視力もそうらしい… 

小学校以来、視力検査といえば、片目をつぶって、遠くの表を見て…、という形式。
実は、この視力は、「遠くを見る視力」を測定するものだということです。
言い換えると、近くを見る能力については測定していないらしい。
そのことが、学力をはじめ、さまざまなことに影響してるというわけです。

記事の詳細は、以下のリンクから見ていただくとして、以下に要約を。

------------------------------------------------------------------
「視機能トレーニングセンター」代表、米国検眼士の資格を持つ北出さんによると、
「両眼を寄せたり、離したりする力を調べたり、見たものを的確に脳が処理できているかどうかなど、実は視覚は複雑な機能。総合的に判断することが大切」。

原因は調節障害などさまざま。
基本的には症状に合わせ眼鏡のレンズを加工し矯正する。

桃山学院大の高橋ひとみ教授(健康教育)は「学校では、『遠見視力』しか調べないが、手元が見えるかどうかの『近見視力』が、異常をチェックするうえで重要」と指摘。

高橋教授は10年以上前から近見視力について調査。04年に府内の小学校で980人を調査したところ、遠見視力は1・0以上でも、近見視力は1・0未満というケースが、右目で9・5%、左目で16・0%いた。

生活習慣の影響をみると、遠見視力は強い関連がみられ、学年が上がるほど不良者が増えたが、近見視力はほとんど関連なかった。

さらに高橋教授は近見視力と学習能率についてアンケートを実施。
近見視力が1・0未満の生徒は、1・0以上の生徒に比べ、
「文字や行を飛ばして読む」
「どこを読んでいるか分からなくなる」
「パソコンの画面が見づらい」
「物が二つに見えることがある」という4項目で、困難を感じることが多かった。

教授は引き続き、調査を継続中。
「個別の原因や、学習障害(LD)との関連、検査のあり方など検証していく必要がある。ただ、子どもの視力は就学前後に発達が完了すると言われるだけに、小学校低学年の健診にぜひ近見視力を導入してほしい」と訴えている。
------------------------------------------------------------------

上記のようなケース以外にも、ストレスなどで、視力が落ちたように感じられるときもあります。

ある生徒さんの場合、黒板が見にくくなったため、眼科で診察を受けても、視力も正常の範囲で以上がないと言う診断。
本人がどうしても眼鏡が必要だと訴えるため、仕方なく、眼鏡を作りにお店へ行ったそうです。
眼鏡店の方は、その様子をみて、「これは、特別な眼鏡だよ」と、眼鏡を調節し、作ってくれます。
実は、いわゆる「ダテ眼鏡」で、まったく視力の矯正をしていない眼鏡だったそうです。
ところが、本人は、それをかけると「よく、見える!」との返答。
ちょっと、不思議な話ですが、保護者の方から、しばらくたって、直接、お聞きしました。
結局、数ヶ月で、眼鏡が不要になり、現在は、第1希望の学校でがんばっています。

受験は学力が必要なのはもちろんですが、さまざまな意味での「健康」がそのベースにあるはずです。
記事には、チェック・テストもありますので、参考にしてください。




[参考リンク]


毎日新聞 ― 視力:異常、就学前後に検査を 黒板は見えるのに、手元の教科書の字が見えにくい…(2007年2月8日 東京朝刊)





◎  「能力」は多面的に判断すべき。実は視力もそうらしい… 

小学校以来、視力検査といえば、片目をつぶって、遠くの表を見て…、という形式。
実は、この視力は、「遠くを見る視力」を測定するものだということです。
言い換えると、近くを見る能力については測定していないらしい。
そのことが、学力をはじめ、さまざまなことに影響してるというわけです。

記事の詳細は、以下のリンクから見ていただくとして、以下に要約を。

------------------------------------------------------------------
「視機能トレーニングセンター」代表、米国検眼士の資格を持つ北出さんによると、
「両眼を寄せたり、離したりする力を調べたり、見たものを的確に脳が処理できているかどうかなど、実は視覚は複雑な機能。総合的に判断することが大切」。

原因は調節障害などさまざま。
基本的には症状に合わせ眼鏡のレンズを加工し矯正する。

桃山学院大の高橋ひとみ教授(健康教育)は「学校では、『遠見視力』しか調べないが、手元が見えるかどうかの『近見視力』が、異常をチェックするうえで重要」と指摘。

高橋教授は10年以上前から近見視力について調査。04年に府内の小学校で980人を調査したところ、遠見視力は1・0以上でも、近見視力は1・0未満というケースが、右目で9・5%、左目で16・0%いた。

生活習慣の影響をみると、遠見視力は強い関連がみられ、学年が上がるほど不良者が増えたが、近見視力はほとんど関連なかった。

さらに高橋教授は近見視力と学習能率についてアンケートを実施。
近見視力が1・0未満の生徒は、1・0以上の生徒に比べ、
「文字や行を飛ばして読む」
「どこを読んでいるか分からなくなる」
「パソコンの画面が見づらい」
「物が二つに見えることがある」という4項目で、困難を感じることが多かった。

教授は引き続き、調査を継続中。
「個別の原因や、学習障害(LD)との関連、検査のあり方など検証していく必要がある。ただ、子どもの視力は就学前後に発達が完了すると言われるだけに、小学校低学年の健診にぜひ近見視力を導入してほしい」と訴えている。
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上記のようなケース以外にも、ストレスなどで、視力が落ちたように感じられるときもあります。

ある生徒さんの場合、黒板が見にくくなったため、眼科で診察を受けても、視力も正常の範囲で以上がないと言う診断。
本人がどうしても眼鏡が必要だと訴えるため、仕方なく、眼鏡を作りにお店へ行ったそうです。
眼鏡店の方は、その様子をみて、「これは、特別な眼鏡だよ」と、眼鏡を調節し、作ってくれます。
実は、いわゆる「ダテ眼鏡」で、まったく視力の矯正をしていない眼鏡だったそうです。
ところが、本人は、それをかけると「よく、見える!」との返答。
ちょっと、不思議な話ですが、保護者の方から、しばらくたって、直接、お聞きしました。
結局、数ヶ月で、眼鏡が不要になり、現在は、第1希望の学校でがんばっています。

受験は学力が必要なのはもちろんですが、さまざまな意味での「健康」がそのベースにあるはずです。
記事には、チェック・テストもありますので、参考にしてください。




[参考リンク]


毎日新聞 ― 視力:異常、就学前後に検査を 黒板は見えるのに、手元の教科書の字が見えにくい…(2007年2月8日 東京朝刊)





◎  「ゆとり教育」?、「ゆるみ教育」? 

「ゆとり」を推進する過程で、「ゆとり」が「ゆるみ」に変質していった…。
これは、確かにそうでしょう。

教育を考えるときに、学校現場・各家庭のあり方は大事な要素だと思いますが、その両者とも、実は「ゆるんで」きているのかもしれません。
むしろ、そういった現実に気づいておられ、何とか対応しようとする動きのひとつが、中学受験という選択でしょう。
もちろん、受験生をもつ家庭のすべてが、そういった理由での選択ではないと思います。
しかし、10年ほど前と比べると、学校教育への心配を理由として受験を志す方が増えているのは事実だと実感します。


さて、今回でてきた「ゆるみ教育」という表現ですが、実は、新しいものではありません。
調べてみると、結構古く、平成12年(2000年)、森内閣当時の教育改革国民会議の中で、河合隼雄委員が使用しておられます。

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私はむしろ「ゆとり教育」の方に賛成していた人間なのですが、ゆとり教育は、私は今でもいいと思います。ただ、日本人がゆとり教育というと、すぐ「緩み教育」をやるので困っているんです(笑)。これはいつも言っているんですけど。だからゆとりの教育をするのはなかなか難しいんですね。(第3回教育改革国民会議 議事録より抜粋)

------------------------------------------------------------

その当時から、現状を見通しておられたいうことは、驚きです。
当時、河合氏は国際日本文化研究センター所長。
すでに、中央教育審議会委員、「21世紀日本の構想」懇談会座長などを務めておられました。
さらに、その後は、2002年1月18日より文化庁長官に就任するなど、結構、政府に近いところにおられたようです。

そういった「先見」がありながら、現実は「教育改革国民会議」に引き継がれているわけです。
教育再生を最重要課題として掲げる安倍内閣ですが、どうも、その歩みが見えてきません。
なによりも心配なのは、日本の教育の「今後」をどうするかという検討はあるようなのですが、「これまで」の負の遺産をどう清算するのか、そういった話し合いが聞こえてこないことです。
具体的に申し上げると、「ゆとり教育」に反省する点があったのならば、その反省すべき教育体制にあった子どもたちをどのように救済するのか。
もちろん、救済すべき点があったのかどうかも含めてですが、幅広い議論の中で、当然、見直されるべきだと思うのですが。
もし、教育現場に「ゆるみ」があったとすればなおさらです。


たしか、完全学校週5日制が実施されたときの1年生は、すでに6年生ではないでしょうか。


◎  「ゆとり教育」?、「ゆるみ教育」? 

「ゆとり」を推進する過程で、「ゆとり」が「ゆるみ」に変質していった…。
これは、確かにそうでしょう。

教育を考えるときに、学校現場・各家庭のあり方は大事な要素だと思いますが、その両者とも、実は「ゆるんで」きているのかもしれません。
むしろ、そういった現実に気づいておられ、何とか対応しようとする動きのひとつが、中学受験という選択でしょう。
もちろん、受験生をもつ家庭のすべてが、そういった理由での選択ではないと思います。
しかし、10年ほど前と比べると、学校教育への心配を理由として受験を志す方が増えているのは事実だと実感します。


さて、今回でてきた「ゆるみ教育」という表現ですが、実は、新しいものではありません。
調べてみると、結構古く、平成12年(2000年)、森内閣当時の教育改革国民会議の中で、河合隼雄委員が使用しておられます。

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私はむしろ「ゆとり教育」の方に賛成していた人間なのですが、ゆとり教育は、私は今でもいいと思います。ただ、日本人がゆとり教育というと、すぐ「緩み教育」をやるので困っているんです(笑)。これはいつも言っているんですけど。だからゆとりの教育をするのはなかなか難しいんですね。(第3回教育改革国民会議 議事録より抜粋)

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その当時から、現状を見通しておられたいうことは、驚きです。
当時、河合氏は国際日本文化研究センター所長。
すでに、中央教育審議会委員、「21世紀日本の構想」懇談会座長などを務めておられました。
さらに、その後は、2002年1月18日より文化庁長官に就任するなど、結構、政府に近いところにおられたようです。

そういった「先見」がありながら、現実は「教育改革国民会議」に引き継がれているわけです。
教育再生を最重要課題として掲げる安倍内閣ですが、どうも、その歩みが見えてきません。
なによりも心配なのは、日本の教育の「今後」をどうするかという検討はあるようなのですが、「これまで」の負の遺産をどう清算するのか、そういった話し合いが聞こえてこないことです。
具体的に申し上げると、「ゆとり教育」に反省する点があったのならば、その反省すべき教育体制にあった子どもたちをどのように救済するのか。
もちろん、救済すべき点があったのかどうかも含めてですが、幅広い議論の中で、当然、見直されるべきだと思うのですが。
もし、教育現場に「ゆるみ」があったとすればなおさらです。


たしか、完全学校週5日制が実施されたときの1年生は、すでに6年生ではないでしょうか。



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